ご挨拶
ロイヤルミントの公式代理店、コインパレスの瀧でございます。
近年、イギリス国王チャールズ3世の即位と流通貨の切り替えに伴い、ニュース等でよく耳にする、「英国王立造幣局(通称、ロイヤルミント)」という名称。
イギリスでは1000年以上前から国内経済を支える代表的機関のひとつとして認知されてきましたが、日本でもコイン投資への注目が高まるにつれ、コイン収集家をはじめとする様々な層の間で、より広く知られるようになりつつあります。
そこで本日のコラムでは、英国王立造幣局(ロイヤルミント)の歴史や特徴、歴代の有名彫刻師、代表作についてご紹介いたします。
コラムの最後には、3億円以上で落札された幻のイギリスコインも登場しますので、どうぞ最後までご一読ください。
【目次】
英国王立造幣局(ロイヤルミント)の歴史
― 9世紀~アルフレッド大王統治時代
― 13世紀~ロンドン塔での約500年間
― 17世紀~鋳造の機械化とニュートン所長時代
― 20世紀~ラントリサントへ移転
英国王立造幣局(ロイヤルミント)を代表する彫刻師
― ベネデット・ピストルッチ(1783-1855)
― ウィリアム・ワイオン(1795-1851)
― トマス・サイモン(1618-1665)
― マーティン・ジェニングス(現在)
英国王立造幣局(ロイヤルミント)を代表するコイン
― ウナ&ライオン5ポンド金貨
― 英コイン最高額!3億円のエドワード8世ソブリン金貨
― スリーグレーセス・コイン
― ゴチッククラウン・コイン
― ブリタニアコイン
― クイーンズビースト・コイン
― チャールズ3世戴冠記念コイン
まとめ:英国王立造幣局(ロイヤルミント)の今後に注目
英国王立造幣局(ロイヤルミント)とは
旧局舎の様子 引用:Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Royal_Mint
英国王立造幣局(ロイヤルミント)は、1100年の歴史を有するイギリスの造幣局です。
英国財務省(HM Treasury)管轄の機関として、世界中の国々に向けて、毎年33億枚ものコインとブランク(コインの鋳造に用いられる円形の素材)を製造しています。
また、近年では流通貨の製造に限らず、投資や収集を目的とした記念コインや地金商品(インゴットのように素材の価格によって価値が連動する金や銀の商品)、アクセサリーの製造・販売、貴金属の保管サービスや体験プログラムの実施など、従来の造幣局のイメージにとらわれない幅広い事業を展開しています。
英国王立造幣局(ロイヤルミント)の歴史
17世紀ごろのロンドン塔の様子 引用:Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Royal_Mint
日本では貴族が台頭し国風文化が開花した平安時代、当時アルフレッド大王の統治下であったイギリスにて、英国王立造幣局(ロイヤルミント)はその後1100年以上続く歴史をスタートさせました。
この章では、ヴァイキングとの戦いでイングランド王国の内政が大きく揺れていた9世紀から、人工知能が人類を凌駕する21世紀の今日に至るまで、英国王立造幣局(ロイヤルミント)がどのような歴史を辿ってきたのかをご紹介します。
9世紀~アルフレッド大王統治時代
引用:The Royal Mint Museum https://www.royalmintmuseum.org.uk/journal/history/the-royal-mint-story/
イギリスでコインの鋳造が始まったのは紀元前2世紀ごろのこと。
ローマ帝国の影響を強く受けていた当時のコインは、当初、溶かした金属を鋳型に流し込むことで製造され、厚みのあるふっくらとした形を特徴としていましたが、次第に手打ちによる平たい形のハンマー打ちコインが主流となりました。
ロイヤルミントの歴史が本格的に始まったのは、ローマ人やヴァイキングがブリテン島を去り、アルフレッド大王が国王として君臨した9世紀ごろのことです。
アルフレッド大王を表面に描き、裏面に「LONDINIA」のモノグラムを描いたペニー銀貨は、「英国王立造幣局(ロイヤルミント)の歴史の最初期を刻む代表的コイン」として知られています。
その後、最大70以上のコインの製造所がブリテン島に点在していましたが、ノルマン・コンクエスト(ノルマンディー公ギヨーム2世による軍事遠征)が行われた11世紀ごろには、その数は減少し、13世紀にはイギリスの造幣事業は主にロンドンとカンタベリーに集約されました。
13世紀~ロンドン塔での約500年間
引用:The Royal Mint https://www.royalmint.com/brand/our-story/800-1400/
13世紀に入ると、イギリスの造幣事業は一大局面を迎えます。
それまで各所に分散していた造幣工場は、1279年までにロンドン塔のより安全な区画に移転されました。
ロンドン塔と言えば、11世紀にイングランドを征服したウィリアム1世が築いた城塞であり、13世紀以降は監獄、16世紀には異端者などの処刑場として用いられ、現在では「イギリス人に愛される恐怖の世界遺産」としても知られています。
貨幣の鋳造という国家の一大事業を担っていた当時のロンドン塔には、工房、熔炉、厩舎、局員のための宿舎などが備えられました。
政府の記録においてこの場所が「造幣局の財宝が保管された小さな塔」と表現されていたことからも、いかに多くの貴金属がこの場所に集められていたかが伺われます。
17世紀~鋳造の機械化とニュートン所長時代
17世紀ごろのコイン鋳造の様子 引用:The Royal Mint https://www.royalmint.com/great-engravers/petition-crown/the-life-of-thomas-simon/
貨幣史において、1600年代は非常に重要な転換期とされています。
それまでコインは職人によって手打ちで作られるハンマー打ち製法が主流とされていましたが、17世紀に入ると機械式の鋳造技術がさかんに用いられるようになりました。
プレス機やコインの側面にギザギザの模様を入れる加工機の使用は、コインの見た目を格段に向上させただけではなく、クリッピング(コインの縁を削って破片を収集すること)や偽造防止に大いに貢献しました。
この時期のイギリスコインは、10枚に1枚が偽物であったとされていますが、この危機的状況を救ったのが、科学のパイオニア、アイザック・ニュートンでした。
1699年には英国王立造幣局(ロイヤルミント)の所長として就任したニュートンですが、彼は科学技術をコイン鋳造に応用しただけではなく、犯罪の捜査にも尽力し、世紀の偽造王ウィリアム・シャロナーを捕らえ絞首刑に至らしめたことでも知られています。
機械式技術はコインの鋳造に劇的な変革をもたらした一方、ロンドン塔内の一角で製造するには手狭であったことから、1800年代初頭に英国王立造幣局(ロイヤルミント)の製造拠点は、ロンドン塔の北西部に位置するタワー・ヒルへと移転されました。
その後、イギリスは産業革命を迎え、コインの鋳造はプレス式から蒸気機関式、電気式へと移行しました。
20世紀~ラントリサントへ移転
引用:The Royal Mint Museum https://www.royalmintmuseum.org.uk/journal/history/the-royal-mint-story/
1971年、エリザベス2世の治世下において、イギリスは貨幣史上における一大変革である十進法の導入を実現します。
これに先駆け、英国王立造幣局(ロイヤルミント)では一度に大量のコインを生産するために、ロンドンのタワー・ヒルから現在の所在地であるラントリサントへ生産拠点の移転を決定しました。
1968年12月17日にはエリザベス2世自らが竣工式を行い、その後、大規模な建設がスタートしました。
タワー・ヒルの工房が完全に閉鎖され、ラントリサントにて本格的なコインの製造が始まった1980年以降は、英国王立造幣局(ロイヤルミント)の製品の多くを、収集を目的とした記念コインやメダルが占めるようになります。
その後、地金型コインの発売や2016年のロイヤルミント・エクスペリエンス(造幣局に併設された歴史博物館)の開館を経て、英国王立造幣局(ロイヤルミント)は世界的に知名度の高い名所としても知られるようになりました。
英国王立造幣局(ロイヤルミント)を代表する彫刻師
英国王立造幣局(ロイヤルミント)の歴史を語るうえで欠かせないのが、各時代の君主の様相をコイン上に描き、貨幣史に大きな影響を与えた、エングレーバー(=コイン彫刻師)たちです。
この章では、英国王立造幣局(ロイヤルミント)を代表する彫刻師をご紹介します。
ベネデット・ピストルッチ(1783-1855)
引用:Wikipedia https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/43/Benedetto_Pistrucci_%281783-1855%29.jpg
ベネデット・ピストルッチは、1783年、イタリアのローマで誕生しました。
イタリアで宝石彫刻師として数々の実績を積んだ彼の評判は瞬く間に広まり、当時のイングランドの摂政皇太子、のちのジョージ4世の耳にまで入るようになりました。
英国王立造幣局(ロイヤルミント)の長官から直々にコインのデザインを任されるようになったベネデットは、ジョージ3世の新しい金貨と銀貨、さらにはジョージ4世のコイン肖像を世に送り出しました。
1817年には、彼の代表作である、「聖ジョージの竜退治」を描いたソブリン金貨を発表します。
聖ゲオルギオスの伝説を描いたこの図柄はその後イギリスコインの定番となり、300年以上が経った現在でも、毎年同じデザインを描いた様々なタイプのコインが発売されています。
ウィリアム・ワイオン(1795-1851)
引用:The Royal Mint Museum https://www.royalmintmuseum.org.uk/journal/people/william-wyon/
ベネデット・ピストルッチと並んで、コイン収集家であれば誰しもが知る伝説の彫刻家、ウィリアム・ワイオン は、大英帝国期を象徴する数々の名作を生み出しました。
1817年発行のクラウン貨に描かれた図柄「スリーグレーセス」は、イングランド、スコットランド、アイルランドの三国によって構成される連合王国の和平を象徴し、当時のイギリス社会を見事に形容した作品として高い評価を受けています。
また、エドマンド・スペンサーの叙事詩「妖精の女王」をコイン上に描いた、1839年の「ウナとライオン」5ポンド金貨は、あまりのデザイン性の高さから「世界で一番美しいコイン」という異名まで付けられました。
この他にもウィリアム・ワイオンは、ヴィクトリア女王のコイン肖像や、ゴチック様式のリバイバルの先駆けとなった1847年の「ゴチッククラウン銀貨」などを発表し、その功績は今もなお国際的に高く評価されています。
トマス・サイモン(1618-1665)
引用:The Royal Mint https://www.royalmint.com/great-engravers/petition-crown/the-life-of-thomas-simon/
チャールズ1世、オリバー・クロムウェル、チャールズ2世の治世下にロイヤルミントで活躍した彫刻師、トマス・サイモン。
彼は、1663年にイギリスで発行された名貨「ペティションクラウン」をデザインしたことでも知られています。
このペティションクラウンは、オリジナル版の発行から約360年が経過した2023年に復刻版がリリースされ話題となりました。
マーティン・ジェニングス(現在)
引用: https://martinjennings.com/about
2023年、エリザベス2世の崩御と新国王チャールズ3世の即位に伴い、チャールズ3世の新しいイギリス通貨が発表されました。
全世界の人々が新しいコインのデザインに注目する中、お披露目されたのが、マーティン・ジェニングスによってデザインされたチャールズ3世のコイン肖像でした。
このコイン肖像は国王自ら承認されたことから、イギリスにおける彼の作品の評価の高さが伺えます。
マーティン・ジェニングスは、オックスフォード大学で英語と文学を学んだ後、セント・パンクラス駅や英国放送協会(BBC)本社など様々な施設の彫刻を制作。
2017年と2018年にはその功績が称えられ、PMSA Marsh Awardを受賞しました。
現在、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリー(国立肖像美術館)では、彼の3点の作品を鑑賞することができます。
英国王立造幣局(ロイヤルミント)を代表するコイン
英国王立造幣局(ロイヤルミント)は、その1100年の歴史の中で非常に多くの名作を世に送り出してきました。
この章では、その中でも特に有名なコインをご紹介させていただきます。
3億円で落札された幻のコインもありますので、どうぞ最後までご一読ください。
ウナ&ライオン5ポンド金貨
「世界で最も美しい金貨」の異名を持つ、ウナ&ライオン5ポンド金貨。
当時ロイヤルミントで活躍したエングレーバー、ウィリアム・ワイオンの卓越した技能によって生み出された当5ポンド金貨は、1839年のヴィクトリア女王の在位3周年の年に発行されました。
表面に描かれているのは、女王を描いたものの中で最も繊細で美しいとされている肖像。
そして裏面には、このコインの名前の由来でもある、16世紀エドマンド・スペンサーの叙情詩「妖精の女王」に登場し、「真理」を意味するウナと、強さの象徴でありイギリスを表すライオンが描かれています。
ヴィクトリア女王を擬人化したウナがライオンを導いているこのデザインは、女王が大英帝国を繁栄へと導いていた19世紀当時のイギリスを見事に表現しています。
1839年に発行されたこの「ウナ&ライオン5ポンド金貨」は、イギリスコインの中でも特に高額で取引されるコインの一つで、これまでにオークションで落札された際の最高額は約1.7億円です。
その美しいデザインと価値の高さから、イギリスコインのコレクターであれば誰もが一度は憧れる、まさに垂涎の逸品と言えるでしょう。
英コイン最高額!3億円のエドワード8世ソブリン金貨
引用:NGC https://www.ngccoin.com/news/article/9546/ngc-certified-edward-viii-pattern-sets-another-record/
2021年、あるオークション結果が世界を驚愕させました。
イギリスのエドワード8世ソブリン金貨が、当時、イギリスコインとしては史上最高額の約3億1千万円で落札されたのです。
エドワード8世ソブリン金貨が「幻のコイン」と呼ばれ、これほどまでに高く評価される理由は、その発行時の時代背景にあります。
1936年1月20日にエドワード8世の父、ジョージ5世が崩御すると、次のイギリス国王としてエドワード8世が即位しました。
それまでの歴代の国王と同様に、ロイヤルミントでは戴冠記念コインの鋳造の準備が進められていましたが、コインの発表と戴冠式の開催を待たずしてエドワード8世は退位してしまいます。
在位期間はわずか325日。
戴冠記念コインの発行も表向きは中止となったはずでしたが、実際には贈答用コインセットの試作版が5点限定で発行されており、そのうちの1点が2021年のMDCモナコオークションに登場し、3億1千万円の値が付けられたのでした。
スリーグレーセス・コイン
「スリーグレーセス」とは、ギリシア神話やローマ神話に登場する、美と優雅を象徴する3人の女神のこと。
ヴィーナスに仕え、優美・喜び・繁栄を意味する美しい彼女たちが、コインのモチーフとしてイギリス史に登場したのは1817年のことです。
この年に発行されたオリジナル版コインは、英国王立造幣局(ロイヤルミント)の伝説の彫刻師、ウィリアム・ワイオンによってデザインされました。
現在ではこのオリジナル版は人気の高さから、数千万円以上で取引されることもあります。
2020年にその復刻版が同局からリリースされると、世界中のコインショップで売り切れの状態が相次ぎました。
ゴチッククラウン・コイン
ゴチッククラウン・コインは、ヴィクトリア女王の即位10周年を記念して1847年に初めて発行されました。
このコインの名前の由来は、当時としては画期的だった、ゴチック様式の紋様を両面に描いたことにあります。
ウィリアム・ワイオンの数多くの作品の中でも、晩年の最高傑作と言われる当コインは、2024年現在では数百万円以上、レアなタイプであれば1千万円以上で取引されることも珍しくありません。
2021年には英国王立造幣局(ロイヤルミント)から復刻版のコインが発売され、再びゴチッククラウン・ブームが沸き起こりました。
ブリタニア・コイン
ブリタニアはグレートブリテン島(現在のイギリスの最大都市、ロンドンがある島)を擬人化した女神であり、彼女を描いたコインは投資やコレクションの対象として世界中で親しまれています。
ブリタニアをデザインしたコインの歴史は古く、グレートブリテン島がローマの支配下であった紀元前119年には、既にローマ皇帝ハドリアヌスの命によってブリタニアを描いた銅貨が発行されていました。
ローマ貨幣における初期のブリタニアは、ゆったりとしたローブを身にまとい槍と盾を手にしていましたが、その後に発行されたコインでは古代ブリテン人の戦闘用の衣服を身に着けたブリタニアが目立つようになります。
ローマ人がグレートブリテン島を去って以降、長い間ブリタニア・コインはイギリス貨幣史上から姿を消していたものの、1672年に当時のイギリス国王チャールズ2世によって、再び彼女を描いたコインが発行され始めました。
現在ではロイヤルミントによって毎年様々なデザインのブリタニア・コインがリリースされており、特にコレクション用の記念コインや投資用の地金型コインは、イギリス・モダンコインの定番として幅広い層に支持されています。
クイーンズビースト・コイン
クイーンズビースト・コインは、2017年にロイヤルミントから第1弾が発売された、モダンコイン・シリーズです。
イギリス王室で語り継がれる10の守護獣を1頭ずつ1枚のコインに描き、約4年をかけて全10枚のコインが発売されました。
発売当初から王室ファン、コインコレクターの間で話題となったこのシリーズは、回を追うごとに人気を博し、2021年に10枚目が発売されたころには初期のコインの入手が困難になったほどです。
シリーズ完結後には、それまでの10の守護獣を1枚に集結させた完全版「コンプリーター」が発売され、再び活況を呈しました。
チャールズ3世戴冠記念コイン
2022年にエリザベス2世が崩御した後、2023年に新イギリス国王、チャールズ3世の戴冠式が執り行われたことを記念し、戴冠記念コインが発売されました。
イギリス史上、実に約70年ぶりとなる戴冠式の開催ということもあり、世界中の人々が一生の一度の世紀の瞬間を一目見ようと、中継画面に釘付けになったことは記憶に新しいでしょう。
このタイミングで発行された戴冠記念コインの表面には、通常の肖像ではなく、特別に王冠を戴いたチャールズ3世の肖像が彫刻されました。
弊社コインパレスでは英国王立造幣局(ロイヤルミント)の公式代理店として様々なイギリスコインを取り扱って参りましたが、戴冠記念コインは近年のモダンコイン・シリーズの中でも特に大ヒットした商品であり、これまでに非常に多くのご注文を頂戴しております。
まとめ:英国王立造幣局(ロイヤルミント)の今後に注目
英国王立造幣局(ロイヤルミント)は1100年の歴史を有するイギリスの造幣局です。
これまで国の代表的機関としてイギリス経済を支えてきただけでなく、数々の名エングレーバーと共に精巧なコインを世に送り出し、芸術面でも大きな功績を上げてきました。
美しいイギリスコインは、コレクターの間で高額で取引されることも多いため、現代では投資先としての注目も高まっています。
英国王立造幣局(ロイヤルミント)のコインをお探しの方は、公式代理店である弊社コインパレスをご用命くださいませ。
参照:
・The Royal Mint https://www.royalmint.com/brand/our-story/800-1400/
・The Royal Mint Museum https://www.royalmintmuseum.org.uk/journal/history/the-royal-mint-story/
・NGC https://www.ngccoin.com/news/article/9546/ngc-certified-edward-viii-pattern-sets-another-record/
お知らせ
コラムを最後までお楽しみいただき、ありがとうございました。
最後に、お得なイベントやコイン収集に関する最新情報をご紹介させていただきます。
【2/3まで】大好評の送料無料キャンペーン!今年も期間限定開催!
記録的な円安と金価格の高騰を受け、弊社コインパレスでは今年も海外オークションへのコインの出品に関するお問い合わせを非常に多く頂戴してまいりました。
弊社では、昨年に引き続き、「期間限定の送料無料キャンペーン」を開催させていただきます。
日本からアメリカまで通常約3万円の海外輸送費がかかるところ、2月3日(土)までの期間限定にて送料無料とさせていただきます。
今回の募集での出品先は、毎年最も世界的に注目されるオークションの一つであり、2024年5月にアメリカで大々的に開催される予定の「ヘリテージオークション」。
開催当日は、インターネット等を通して世界中からコインコレクターが参加する予定です。
弊社の出品代行手数料は業界最安値水準の3%。
また、今回の募集ではオークションハウスへの出品手数料は無料となります。
海外でコインの売却をお考えの方は、ぜひこの機会にヘリテージ・オークションへの出品をご検討くださいませ。
・コインを輸出する際の海外輸送費(通常約3万円):無料
・オークションハウスの出品手数料:無料
・出品代行手数料:業界最安値水準の3%
・募集締め切り:2月3日(土)の午後5時
※海外オークション出品代行専用ページや専用フォームでは、複数のオークションへの出品について紹介させていただいておりますが、今回の募集では主に「2024年5月に開催のヘリテージオークション」への出品となります。
※コインによっては5月開催以外のヘリテージオークションへのご案内となる可能性もございます。あらかじめご了承くださいませ。
ロイヤルミント新作!スターウォーズ・シリーズ最終章が発売
ロイヤルミントから新作コイン「スター・ウォーズ・コレクション第4弾 ハン・ソロ&チューバッカ」が発売!
スターウォーズ・シリーズ最終章となる今回のコインには、反乱同盟の偉大なリーダーのひとりであり、ミレニアム・ファルコンの船長、ハン・ソロと、副操縦士のチューバッカが描かれております。
ロイヤルミントアニュアルセットが発売
ロイヤルミントから、2024年最初の新作コイン、2024年版「記念及び流通仕様コインセット(通称、アニュアルセット)」が発売されました。
記念コインのセット、流通貨のセット、さらには記念コインと流通貨が両方網羅されたセットから成る当シリーズ。
この度の記念コインセットには、チャールズ3世のロンドン公邸であるバッキンガム宮殿や、生誕150年を迎えるウィストン・チャーチルの肖像、さらには2024年にパリで開催予定のオリンピック・パラリンピックなどの図柄が採用されております。
また、流通貨セットでは、2023年10月に公開・発売され、弊社でも大好評を博したチャールズ3世の即位後初の流通貨のデザインをご堪能いただけます。
ロイヤルミント×ロンドン自然史博物館のコラボコインが発売
ロイヤルミントとロンドン自然史博物館の夢のコラボレーションが再び!
全3種類のコインからなる、ロイヤルミントの新コイン・シリーズ「恐竜標本コレクション」が発売されました。
各コインには、古生物学者のボブ・ニコルズと自然史博物館のポール・バレット教授の共同により制作された、可能な限り科学的に正確な恐竜の画像が使用されています。
この度発売された第1弾には、世界中から愛される恐竜、ティラノサウルスの図柄が採用されました。
「007の60年間」”100万ドル”の潜水車を描いた第2弾が発売
ロイヤルミントの人気シリーズ「007の60年間」の第2弾「1970年代」が発売されました。
1970年代の007映画に焦点を当てた今回の第2弾には、映画「007/私を愛したスパイ」に登場する潜水車「ウェット・ネリー」が描かれております。
英国と米国が1枚のコインに!新作ライオン&イーグル
イギリスのシンボルであるライオンと、アメリカの国鳥であるイーグル(鷲)を描き、両国の友好関係を具現化するコレクションが発売されました!
あのアメリカン・イーグル地金型コインのデザインも手掛けた、アメリカ合衆国造幣局の元チーフ・エングレーバー、ジョン・M・メルカンティ氏と、ロイヤルミントのコラボレーションにより制作されております。
2024年版ブリタニア1/4oz・1/10oz地金型銀貨が発売
ロイヤルミントの人気シリーズ「ブリタニア」の、2024年版1/4oz・1/10oz地金型銀貨が発売!
ロイヤルミントのブリタニア地金型コイン・シリーズは、非常に高度な偽造防止加工が施されており、今回ご紹介させていただくコインは、安全かつ小ぶりな地金型銀貨をお探しの方に特におすすめの逸品でございます。
チャールズ3世75歳を記念したコインが発売
チャールズ3世の即位後初発行となる誕生記念貨、「チャールズ3世 国王誕生75周年記念コイン」が発売されました。
表面にはマーティン・ジェニングス氏のおなじみコイン肖像、裏面にはロイヤルサイファ(国王の王名を紋章化したシンボル)と、75歳の誕生日を示す「75」の数字がデザインされております。
また、今回のコレクションには、チャールズ3世の誕生日11月14日に鋳造される、特別発行の聖ジョージ竜退治ソブリンBU金貨も含まれております。
コインコレクター必読のおすすめ書籍
弊社コインパレスでは、コイン収集に関する様々な書籍をご用意させていただいております。
コイン用語をまとめた事典からアンティークコイン投資の指南書まで、「こんな本が欲しかった!」と感じていただけるようなラインナップを取り揃えております。
新作公開!コインパレス公式YouTubeチャンネル
ロイヤルミントの大人気モダンコイン・コレクション「偉大なる彫刻家シリーズ」の第1弾「ウナ&ライオン」。
1839年にヴィクトリア女王の在位3周年を記念して誕生した伝説のコインが、2019年にロイヤルミントの最新技術によって蘇りました。
無数に存在するイギリス・モダンコインの中でも、最も人気の高い逸品といっても過言ではないこのコインの特徴を、弊社の英国王室研究家、室田がご紹介させていただきます。
ウナが手にする王笏や、表面・裏面に刻まれたラテン語の意味など、コレクター必見の情報が満載です。
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お申し込みが混雑した場合、お手続きにお時間を要する可能性もございますので、ご検討の際はお早めにご連絡いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。
入札代行に関する詳細や、海外オークションに出品されるコインの探し方等につきましては、以下の特設ページをご参照くださいませ。
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