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イギリス 2019 エリザベス2世 ブリタニア 2ポンド1オンス 銀貨2枚セット ファーストリリース NGC PF70UC・PF70RP

NGC 約99.9%Ag グレード:70

品番 7551
鑑定番号 4956852089
グレード数 70
タイプ ファーストリリース
重量 約31.21 g
直径 約38.61 mm
品位 約99.9%Ag
表面 エリザベス2世 第5肖像
表面 ブリタニア
発送元 日本国内から発送
納期 お問い合わせください
デザインの秀逸性によって高い人気を誇る2019年度版ブリタニアコイン

一般価格:¥ 218,900(税込)

会員価格:

¥199,000 (税込)

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商品詳細

オリジナリティー溢れるブリタニア像が観る者に強いインパクトを与えるブリタニアコインの秀作

 

古代ローマ人によって創造され、擬人化されたグレートブリテン島そのものとして崇められてきた女神ブリタニア。女戦士の姿で描写されることの多いこの神聖な像は、少なくとも過去1700年以上もの歳月を現在のイギリスと共に歩んできました。強力なメッセージ性を有するプロパガンダとしても時に利用されてきたブリタニアは、その時々の政局に翻弄され続けた女神でもありました。古来アルビオンの呼称によって北海沿岸地域で知られていた島は、紀元4世紀頃から始まった古代ローマによる本格的な侵攻によってブリタニアと呼ばれるようになります。そしてほぼ同時期に、ローマ人たちは島の象徴たる守護神にも島と同じくブリタニアの名を与えました。その後5世紀頃から始まるローマ帝国の衰退によって、ブリタニアの存在感も徐々に薄れ、続くアングロサクソン人たちの支配によって完全に忘れ去られてしまいます。ローマ帝国の遺産ともいえるブリタニア像は、アングロサクソン人たちによって否定され、代わりに北方のアングロサクソン独自の文化がこの地に開花し、今日のイギリス文化の骨格を形成することになります。中世イングランドにおけるノルマン人の新たな支配によって、古代ローマ時代の文化を尊重する気風は部分的に回復され、ブリタニアもまた古代の文物の一つとして時折文献上にて取り上げられるようになります。そしてルネッサンス文化を背景とする大航海時代の幕開けです。時は15世紀、イングランドではテューダー家による支配が始まったばかりの頃のことでした。テューダー朝最後の君主として歴史上に名を刻むエリザベス1世の時代に、イングランドはスペインの艦隊を撃破して世界最強国家としての権威を確立しつつありました。テューダー朝時代における大航海時代の最盛期にあたるこの時期には、シェークスピアやマーロウを始めとする綺羅星の如く文学者たちが持てる才能を存分に発揮したため、王室のお膝元であったロンドンは世界最先端の文学都市として名を馳せていました。そのような多様な文化的背景の下に、イングランドは海洋覇権国家としての対外的地位を確立しつつありました。女性の君主が統治する時代ということもあってか、海を象徴する女神ブリタニア像はことのほか尊ばれ、ルネッサンスの息吹が横溢するイングランド社会にて華々しい復権を果たすことになります。しかし、ブリタニア像が流通貨を始めとするイングランドの貨幣上に描かれるようになるのはずっと後のことで、1660年に護国卿クロムウェルの政権を打倒して王政復古を成就したチャールズ2世の時代を待たなければなりませんでした。国王の復位はイングランドの政局に大きな変革をもたらしましたが、これは英国貨幣界と貨幣史にとってもまた一大変革期に相当します。それまでずっと継承されていたハンマー打ち式のコイン製造方法は、チャールズ2世による王政復古の3年後、つまり1663年には完全に機械式へと移行し、その伝統は基本的には今日までずっと継承されています。そして同じくチャールズ2世治世下の1672年には、裏面にブリタニア像を掲げるファージング銅貨が発行されましたが、その貨幣こそは長きに渡ってのイングランドの宿願であった初のブリタニアコインと呼べるものでした。ファージング銅貨の裏面に描かれていたブリタニアの座像は古代風の衣装をまとった荘重な佇まいを特徴とするもので、後年より一般化する女戦士としてのイメージよりは女神としての古典的な風貌が色濃く反映されたものでした。のちにブリタニアのトレードマークとなる海を象徴する三又の槍トライデントは未だ見られず、ごく普通の槍を携えているのがこの像の特徴です。英国貨幣界が機械打ち式の手法を採用したほぼ同時期に遂にイギリスコイン上に姿を現したブリタニアですが、その鮮烈な印象はその後の歴代君主の治世によって受け継がれ、数多くの名作コインの裏面を飾ってきました。近年好評を博しているブリタニアを描くモダンコインシリーズは、21世紀以降に発表されたイギリスコインの中でも特に大きな成功を収めたコインシリーズとして注目されています。今回ご紹介の作品は、それらの中でも特に高い人気を誇る2019年度版ブリタニアコインの銀貨2枚セット版で、デザイン的にはいわゆる当たり年に相当する人気作です。コイン裏面に描かれているブリタニアは、相棒のライオンと共に輝かしい近未来を見つめているかの如く颯爽と描かれており、あらゆる角度から観て好感が持て、一時的な流行や価値観を超えた絶対性を感じさせる永遠の傑作です。コイン裏面には2022年に惜しまれつつ崩御された故エリザベス2世の「公式第5コイン肖像」が掲げられています。最晩年の女王のありのままの姿を映し出すこの崇高なポートレートは、この作品の発表を機に若干35歳にして飛躍的なキャリアを我がものとした天才デザイナー、ジョディ・クラークの才気溢れる表現力の賜物です。未だ衰えることのない2019年度版ブリタニアコインの絶大な人気ですが、今回の2枚セットでのご紹介と共に、発行後30日以内に鑑定を受けたコインのみに与えられるファーストリリースの呼称の付随が、当コインとコレクターの将来を無限に輝かせることでしょう。