2023 チャールズ3世 スター・ウォーズコレクション第1弾 R2-D2＆C-3PO 100ポンド1オンスプルーフ金貨 未鑑定 箱付き【ご予約承り品】

人類の不条理を映し出す壮大なる宇宙絵巻として空前の成功を収めた超娯楽大作「スター・ウォーズ・シリーズ」

地球から遠く離れた銀河系を舞台として繰り広げられる善と悪の熾烈な戦いを描いた「スター・ウォーズ・シリーズ」の第1弾として1977年に発表された「エピソード４・新たなる希望」。2時間にわたるその壮大なる物語は、銀幕上におけるサイエンス・フィクション物の最高傑作として、瞬く間に全世界的な称賛の的となりました。帝国の支配下にある銀河系にて反乱軍が帝国の宇宙要塞デス・スターの設計図を奪取する象徴的なシーンからストーリーは幕を開けます。ダース・ベイダー率いる帝国軍の急襲を受けた反乱軍の中心人物であるレイア姫は、ドロイド（ロボット）のR2-D2に救援メッセージを託します。そして砂の惑星タトゥイーンに漂着したR2-D2と相棒のC-3POは農場経営によって生計を立てている青年ルーク・スカイウォーカーと出会い、ストーリーは思わぬ方向へと展開するに至ります。架空の宇宙を舞台とする奇想天外なるドラマによって世界中の映画ファンの心を掴んだこの第1作「エピソード４・新たなる希望」ですが、その空前の大成功の後に1980年には第2作「エピソード５・帝国の逆襲」、また1983年には第3作「エピソード６・ジェダイの帰還」が発表され、旧三部作として完結しました。1970年代・80年代の映画界における話題をさらった同シリーズでしたが、その後1999年には「エピソード1・ファントム・メナス」、2002年には「エピソード2・クローンの攻撃」、そして2005年には「エピソード3・シスの復讐」が新たに制作され、新三部作として再び国際的な成功を収めました。銀河系における登場人物たちの冒険を描く同シリーズですが、人間と共に多くの種の異星人（そのほとんどがヒューマノイドとされています）がロボットやドロイドと共存しており、光速の超空間技術によって惑星間の移動が自由に行われている点をシリーズ最大の特色としています。制作者のジョージ・ルーカスの名を一躍高めた同シリーズは映画の成功のみに留まらず、アニメーション、小説、コミック、ゲーム等、サブカルチャー的要素を内包するあらゆる種類の媒体にてリメイクされ、記録的な成功を収めました。さらに同シリーズは、2015年に「エピソード7・フォースの覚醒」、2017年に「エピソード8・最後のジェダイ」、そして2019年にはシリーズ全体の完結編としての「エピソード9・スカイウォーカーの夜明け」を世に贈り、続三部作として三たび脚光を浴びました。これら「スター・ウォーズ」関連の9作品は、「スカイウォーカー・サーガ」として同シリーズの支柱と位置付けられています。

全世界の映画ファンを狂喜させる英国ロイヤルミントによるコイン版「スター・ウォーズ」

2023年の英国貨幣界の話題をさらうことが確実視されている新モダンコインシリーズ「スター・ウォーズ」の解禁は、過去40年以上にわたって国際的な成功を実現した同シリーズを描く初の英国コインと言うこともあり、今後注目を集めることでしょう。今後ロイヤルミントから新作シリーズとしてあと3種のデザインが発表される予定です。今回ご紹介させていただく作品は、その第1弾として発表されたものであり、同シリーズにおける名脇役ロボットのコンビ、R2-D2とC-3POの姿をコイン裏面にてクローズアップします。そしてコイン表面には、昨年9月に崩御された前国王エリザベス2世に代わって新たにイギリス連合王国を率いることになった新国王チャールズ3世が凛とした表情を見せる輝かしい肖像が掲げられています。写実性を何よりの特徴とするこの秀逸なポートレートは、ロイヤルミントに所属する熟練の中堅デザイナー、マーティン・ジェニングスが、芸術家としての過去の豊富な経験を元に新たに創造した最高度の芸術作品に他なりません。チャールズ3世自身の個人的な愛顧を得て制作されたこの見事な肖像は、何よりも正確無比な人物描写の妙を堪能することのできる英国モダンコイン屈指の傑作ポートレートとしての感動的なスタートを切りました。アメリカ合衆国に誕生し、過去45年以上もの歳月をかけて全世界を駆け抜けたSFものの最高傑作である「スター・ウォーズ」が遂に英国コイン上に描かれ、普遍化されるに至ったことは、全世界の映画ファンを狂喜させるに留まらず、今や国際的な評価を確立している英国貨幣界にとっての栄誉でもあります。