ご挨拶
アンティークコインのショールーム、コインパレスの瀧でございます。
いよいよ9月を迎え、神戸では鈴虫が涼し気な音色を奏で始めました。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さてこの度、あの人気シリーズ、「テューダービースト」の第3弾がロイヤルミントから発売されました！
そこで本日は、新作コインの全容についてご案内申し上げます。
弊社コインパレスでは、ただ今よりホームページ・メール・電話・LINEにてご予約を開始いたします。
NGCの鑑定代行も承っておりますので、どうぞお気軽にお申し付けくださいませ。
テューダービースト・シリーズとは？
テューダービースト・シリーズは、2021年、ロイヤルミントとロンドン南西部に位置するハンプトンコート宮殿のコラボレーションにより誕生しました。
ロイヤルミントのモダンコインの中でもベストセラーの一つとされる「クイーンズビースト・シリーズ」を踏襲する当シリーズでは、イギリスのテューダー朝に伝わる全10種の守護獣を、5年間もの長期に渡って10枚のコインに描きます。
テューダー朝の10の守護獣といえば、ハンプトンコート宮殿の外堀にかかるモート橋に並ぶ10体の像が有名ではないでしょうか。
観光名所でもあるこの橋には世界中から毎年多くのファンが訪れ、美しい庭園やテムズ川を眺めながら思い思いの時を過ごしています。
2021年10月に当コイン・シリーズの全容が発表された際は、このハンプトンコート宮殿にて大がかりなリリースイベントが開催され、その様子が全世界へライブ配信されました。
イベントの開催と同時に発売された第1弾の「シーモアの豹」は、ロイヤルミントのホームページで公開されるやいなや即完売。
2022年2月に発売された第2弾の「イングランドのライオン」も、前作「クイーンズビースト・シリーズ」ファンやコイン投資家などからの厚い支持により、非常に多くのご注文を頂戴して参りました。
そんな人気シリーズ「テューダービースト」の第3弾が、リリースされる時が来ました。
シリーズ第3弾は「ビューフォートのイェール」！
「ビューフォートのイェール」は、ロイヤル・テューダー・ビースト・コレクションに含まれる想像上の動物群を代表する存在です。
野生のシカやヤギのような角を持つこの神聖な動物は、過去の偉大なる造形芸術家の創作意欲を著しく刺激し、常にインスピレーションの源流として在り続けました。
それらの作品に見られるイェール像は、優美さと気品を感じさせるとともに、生命力と俊敏さを感じさせる外観が特徴的であったと言えます。
特に頭上の角がそれらの要素を暗示させていると伝えられていますが、とりわけ中世期の絵画にはあらゆる方向に向かって伸びる多種多様な角が描かれることが殆どでした。
知性を象徴する角とは対照的に、その口元にはこの動物の獣性を想起させる猪の牙のようなものが見受けられます。
人間が想像力の限りを尽くして生み出したこの崇高な動物は、薔薇戦争の終結によってイングランドにおける中世期の終焉を決定づけた運命の人にしてテュ―ダ朝の始祖であるヘンリー7世の母、マーガレット・ビューフォートの名に因んで「ビューフォートのイェール」と命名されました。
今回リリースされた新作コインの裏面には、「クイーンズ・ビースト・コレクション」の時とはまた違った魅力を持つ全く新しいイェール像が見られ、改めてその神秘的な姿に心惹かれる思いがします。
イェールが胸に掲げる盾には、ヘンリー7世の唯一の後継者としてテューダー家と命運を共にし、同王朝の最盛期を築き上げた偉大なる国王ヘンリー8世の最愛の妻、ジェーン・シーモアの紋章が刻まれています。
ロイヤルミントの気鋭デザイナー、デビッド・ローレンスによる才気あふれる造形美は当コイン裏面に遺憾なく発揮され、「クイーンズ・ビースト」で既にお馴染みのイェールを異なる角度から見事に再現しています。
ご予約はこちら
弊社コインパレスでは、ただ今よりホームページ・メール・電話・LINEにて「テューダービースト・シリーズ第3弾 ビューフォートのイェール」のご予約を開始いたします。
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