六甲山からの春の息吹が心地よい今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本日は、「今月のおすすめコイン特集」をご案内申し上げます。
2022年に発売されたばかりの人気の新作から、コレクターや投資家に人気の定番コインまで、様々な名品をご紹介申し上げますので、どうぞ最後までお楽しみくださいませ。
2022年の春は新作コインが目白押し!
2022年の幕開けから早4か月。
弊社コインパレスでは既に10以上の新作コインを発売し、日本全国の様々なお客様の元へお届けして参りました。
これもひとえに皆様からの日頃のご愛顧の賜物であり、感謝の言葉もございません。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
今年は特にロイヤルミントを中心に、様々なアンティークコインの待望の復刻版や、モダンコイン・シリーズの新作などがリリースされております。
本日は、その中でも特にご注文を頂戴している2022年の新作コインを中心に、今月大注目の商品をご案内申し上げます。
2022年 ロイヤルミント新作ブリタニアコイン
2022年はブリタニアが近世英国コインの題材として初めて採用されてからちょうど350周年、さらにエリザベス女王が即位70周年を迎えられる年でございます。
そんな記念すべき今年の新作プルーフコインは、「ブリタニア・バージョン」と「特別版ブリタニア・バージョン」の2種類のデザインでリリースされました。
「ブリタニア・バージョン」には、古代の戦士のシンボルであるコリント式のヘルメット、海を暗示する三又の槍トライデント、ライオンの横顔が刻まれたシールドを身に着けた、凛々しいブリタニアが描かれています。
一方、「特別版ブリタニア・バージョン」には、これまでのロイヤルミントのブリタニアコイン史を一新する、3人の女性が描かれています。
これらの女性は、それぞれ女性の幼年期、若年期、老年期を表現するものであり、あのクリムトの名画「女性の三時代」からインスピレーションを得て制作されました。
ただ今弊社コインパレスでは、2オンスプルーフ金貨を中心にご注文を頂戴しております。
また、昨今の金の価格上昇を受け、2022年の新作ブリタニア地金型コインも多数お求め頂いております。
2021年 ロイヤルミント新作ゴチッククラウン
2021年の12月に「リバースシールド版」、2022年2月に「ポートレート版」がリリースされた、ロイヤルミントの新作ゴチッククラウン。
ゴチッククラウンといえば、1847年、ヴィクトリア女王時代のイギリスで発行されたクラウン金貨・銀貨が有名です。
この1847年オリジナル版ゴチッククラウンは、銀貨であれば数百~数千万円、金貨であれば大英博物館に所蔵されるレベルの価値を持つ大変貴重なコインでございます。
特に金貨はこの大英博物館に収められている1枚以外、滅多に市場に登場することがない為、ディーラーの間でも目にしたことがある人は殆どいないと言われています。
このような背景もあり弊社コインパレスでは、2021年の新作ゴチッククラウンの内、特に金貨を中心にご注文を頂戴しております。
また、新作ゴチッククラウンは通常「リーディッド(刻目)エッジ」と呼ばれ、側面にギザギザの溝が施されておりますが、特別に125枚のみ発行された「プレーンエッジ版」は、希少コインとして世界中で高い人気を誇ります。
守護獣ファン必見!ロイヤルミント テューダービースト
テューダービースト・シリーズとは、ロンドン南西部に位置するハンプトンコート宮殿とのコラボレーションにより、2021年にロイヤルミントからリリースされた新作シリーズでございます。
イギリスのテューダー朝に伝わる全10種の守護獣を、今後5年間もの長期に渡って10枚のコインに描きます。
当シリーズはモダンコイン界の大ヒット商品、あの「クイーンズビースト・シリーズ」の後継とも言われ、ロイヤルミントの主力コインとして注目されています。
弊社でも第1弾の「シーモアの豹」を発売して以降、第2弾の「イングランドのライオン」と共に非常に多くのご注文を頂戴して参りました。
「クイーンズビースト」では既にシリーズ初期のコインの入手が非常に難しくなりつつあることから、「テューダービースト」においても新作が出るにつれ第1弾の「シーモアの豹」、第2弾の「イングランドのライオン」共に、更なる人気が期待できることでしょう。
投資家の間で大注目!雲上の女神
アンティークコインコレクターなら知らぬ人はいない、オーストリアの名作「雲上の女神」金貨。
オーストリア帝国最後の皇帝、フランツ・ヨーゼフ1世の即位60周年を記念して発行され、近年目まぐるしい値上がりを見せていることで知られています。
表面にはフランツ・ヨーゼフ1世の肖像画と、彼を称える「神の恩寵によるオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世、ボヘミア国王、ガリシア、イリュリア、そしてハンガリーの使徒王」の文字。
裏面にはこの金貨の名称の由来でもある、雲の上に腰掛ける女神が描かれています。
この女神はフランツ・ヨーゼフ1世の妻、エリザベート皇后をモデルにしているとも言われており、右手にオリーブの若木、左手にオーストリア・ハンガリー帝国の国章「双頭の鷲」を描いた盾を掲げています。
大変希少価値が高いことから、最近ではMSグレードであっても100〜200万円以上で取引されることも珍しくありません。
弊社コインパレスでは、特に貴重な「PCGSプルーフ64鑑定カメオ」、人気の「NGC MS61鑑定」「NGC MS60」のご用意がございます。