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【あの至宝も】東京コインオークション2022のご紹介


アンティークコイン

本日は、2022年4月29日に東京のロイヤルパークホテルで開催される「東京コインオークション2022」の詳細と、その注目コインについてご案内申し上げます。

泰星コインと英国ロイヤルミントのコラボレーションによって実現した当企画。

3大注目コインの内、2点は英国アンティークコインでございます。

どうぞ最後までお楽しみくださいませ。

 

 

東京コインオークション2022の概要

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2022年4月29日に東京のロイヤルパークホテルで開催される泰星コインと英国ロイヤルミントのコラボレーションによる「東京コインオークション2022」。

日本列島を彩る満開の桜の果てに、遂に世界中のコインファンの熱い視線が我が国日本に注がれ、世界を代表するコイン関係者がこの世紀のオークションの開催地東京に集結します。

日本銭を始めとするアンティークとモダン・コインの傑作の網羅によって例年特筆される「東京コインオークション」ですが、本年度の開催は過去にも増して世界的な注目を集めることでしょう。

と言いますのも、この度のコレクションには英国貨幣史を代表する最高度の芸術性を秘めた2種のアンティークコインの極品が含まれており、開催前からコイン界のみならず、まさに全世界を騒然とさせているからです。

 

 

3大注目コインの内、2点はあの英国アンティークコイン

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古今東西、コインの名品は星の数ほど存在し、それぞれの国には国家の顔として掲げられるべき例外的な珍品が存在することは周知の事実ではあります。

こと英国コインに関する限り、1100年もの歴史を有する世界最古のコイン鋳造機関であるロイヤルミントを生み出した背景からも、歴史的な名品の質と量において英国の右に出る国がないことは想像に難くありません。

全246ページに及ぶこの度のオークションの豪華なカタログを見る限りにおいて、コイン界における英国コインの圧倒的優位を再確認するばかりです。

そして今回のオークションが英国貨幣史を象徴する2種の傑作を頂点として構成されている特殊性を認識し、それらの英国コインがオークションにもたらす相乗効果を想像せずにはいられません。

異なる時代背景のもとに創造され、貨幣学上の奇跡に分類される資格を持つこれら2種の稀有のコインが、東アジアを代表する大都市東京にて初めて顔を合わせ、英国コインの素晴らしさを全世界にアピールすることができるとは、洋の東西を超えて何と文化的に有意義なことでしょうか。

そしてこれは、先ずこれらのコインを生み出したロイヤルミントに捧げられる栄誉であり、次にオークションの主催者である泰星コインの快挙であると断言できます。

 

 

注目コイン1:「スリーグレーセス」クラウン試鋳銀貨

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数百年にわたる歴史を超越して博物学的価値を有するこれら2点の芸術品のうちの一つは、ジョージ3世の治世末期の1817年に発行された「スリーグレーセス」クラウン試鋳銀貨のオリジナルに違いありません。

英国貨幣史を代表すると言っても過言ではない一世一代のコイン彫刻師ウィリアム・ワイオン(1795-1851)のキャリア最初期の瑞々しい感性を反映する「スリーグレーセス」の繊細この上ない意匠。

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コイン裏面に描かれた3人の美女たちの戯れは、ナポレオン戦争終結後の連合王国3国、つまりイングランド、スコットランド、アイルランドの恒久的な平和と結束を象徴するものであると伝えられています。

19世紀初頭のヨーロッパを代表する彫刻家アントニオ・カノーヴァがギリシャ神話に材を取って制作した彫像をインスピレーションの源とするこの英国貨幣史上の華と謳われる名作は、英国貨幣界における新古典様式の開花を告げる記念碑的作品としても広く知られます。

当時の英国の政治的意図と純粋美を表出する芸術性が見事に融合された貨幣史上の稀有の一例と見なされています。

同オークションの公式カタログによりますと、このデザインは元々1817年に開催されたロイヤルミント主催のコンペに提出されたワイオンの製作によるコイン・デザインであったとのことです。

しかしながら、ライバルであったピストゥルッチの作品が選定されたため、僅か50枚しか鋳造されるに至らなかったとのことです。

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英国貨幣史上随一のデザインの精彩極まりない美しさと限りない稀少性を誇る同作品ですが、200年の歳月を経てこの度、最高度の保存状態を特徴とする真の芸術品の姿を借りて東京の地に舞い下りることが確定しました。

世界最高のコイン鑑定会社であるNGC社が算出したプルーフ65の鑑定結果は、恐らくはこれまでにこの傑作に付されたグレードの中での最高を記録するものに違いありません。

最低入札価格2500万円からのスタートを切るこのコインの競売が、予想を遥かに上回るスリリングな結果とともに成功裏に幕を閉じることを夢見るばかりです。

 

 

注目コイン2:ヘンリー7世「ソブリン金貨」

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そして今回のオークションの真打ちと目されている空前の大作は、英国テューダー朝の創始者として歴史上にその名を刻む名君ヘンリー7世時代に発行された「ソブリン金貨」の極品です。

中世イングランドを代表する二大名家、ランカスター家とヨーク家による30年間にわたる熾烈な権力闘争であった薔薇戦争を終結させたヘンリー7世の多大なる功績は、歴史上において高く評価されています。

ヨーク家の王女エリザベスとの婚姻関係によって新たにテューダー朝を開いた若きヘンリー7世は、自身の権威を象徴し、王国内の財政を安定させるために新たな貨幣を導入することに吝かではありませんでした。

「君主」を意味するソブリンの名を持つ金貨が初めて英国において登場するのは、王の治世下の1492年のことでした。

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その後、王が崩御するまでの17年間のあいだに発行されたソブリン金貨には5種類の異なるバージョンが存在すると見られますが、そのうち最も古い第1期に属するソブリン貨の現存枚数は僅か1枚とされ、これは現在大英博物館に収蔵されています。

そして今回の出品物を含む第2期のコインの総現存数がこれも4枚のみと大変少なく、最初の2枚が博物館の所蔵、そして3枚目は個人蔵であると伝えられていることから、この度の出品物の極端な希少性が浮かび上がってきます。

正面向きの国王の座像と背後に描かれているユリを模した「フルール・ド・リス」と呼ばれる紋章のパターンを特徴とする当ソブリン金貨の表面ですが、裏面にはヘンリー7世が統合するに至ったイングランドの二大名家を象徴する紅白2色の薔薇を重ね合わせた「テューダー・ローズ」が描かれ、在りし日のテューダー朝の侵し難い権威を象徴しています。

この記念すべき第2期に属するソブリン金貨と出会うチャンスは、人生長しと雖もそう頻繁には巡って来ないことでしょう。

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それ故に、この度のオークションの開催によってこの傑作が再び貨幣界に姿を現し、コレクターの眼前にて生々しく競り落とされる瞬間を目の当たりにすることができることは、何とスリリングな体験でしょうか。

1億円という壮絶な最低入札価格から開始される予定のこの未曾有のソブリン金貨の競売ですが、前述のNGC社によるAU50というこの時代のコインとしては破格の高評価。

その歴史的な美しさに東京のオークション会場は恍惚状態に陥り、一枚の英国コインに付された過去の伝説的な最高落札値を大幅に更新し、再び世界を驚嘆させるに違いありません。

この開催を機に全世界の関心が英国貨幣に集中し、今後の英国コイン界が活況を呈し、さらなる飛躍の時を迎え得ることは明らかです。

 

 

この貴重な機会をどうぞお見逃しなく

英国アンティークコインの多面的な魅力を余すところなく世に伝え、人生を活性化し生きる喜びを与える「東京コインオークション」の開催を心から称賛すると共に、今後21世紀全体にわたって同オークションが英国貨幣界に及ぼすことになるはずの際限なき影響力に思いを馳せるばかりです。

コインコレクターを始めとする世界中のコイン関係者が一堂に会する「東京コインオークション2022」の開催に対し、今から期待で胸が膨らむばかりです。