先日は新刊「世界の名品 アンティークコイン300選」発売のメルマガをご覧頂き、誠にありがとうございます。
大変有難いことに、お知らせの配信の直後から非常に多くのご予約を頂戴しており、この場をお借りして感謝御礼申し上げます。
本日は、再度書籍の内容と魅力についてご案内申し上げます。
今回著者をお務めいただいたのは
前作でも大変お世話になりました、日本における外国コイン研究の先駆者ーー平木啓一先生です。
読者の皆様のお陰で、此度も編集に関わらせていただくことが叶いました。
気になる内容はと申しますと・・・
全編336ページ、300種ものコイン解説を全て新しく、書き下ろしています。
しかも、300選全てコインの写真付きという、これからアンティークコインを購入しようとお考えのビギナーからハイレベルまで全ての方にとってとても分かりやすく、濃密で豪華な仕上がりです。
著者:平木啓一
編集:株式会社コインパレス
価格:2,750円(税込)
A5判並製・本文モノクロ336ページ
商品のお届けは6月中を予定しています。
予約商品となりますので、準備が整い次第発送させていただきます。
商品の在庫状況により、お届けが遅れる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
新作書籍「世界の名品アンティークコイン300選」
戦争・金融危機・インフレーー移ろう世界情勢の中、
「2022年4月 金の国内公表価格 8,843円/1gの歴代最高値更新」というニュースが話題になりましたね。
$1=130円を超え、どんどん円安が加速し、『ハイパーインフレ』『平価の切り下げ』など、
異次元の世界に突入しようとするこれからの世の中、
『新券切り替え』『キャッシュレス化』を前に
益々現物資産として注目を集めつつあるアンティークコインですが
皆さまは、
ーー世界オークションで数億円の最高落札価格が記録されたーー
そんなニュースをテレビやネットで見たことが、一度や二度はあるのではないでしょうか。
そして、こんなことを疑問に思われませんでしたか
「なぜ、あんなに高く落札されるんだろう?」
「見た目はほとんど同じなのに、何故1億円も価格に差があるのだろう?」
自分とはどこか遠い世界のこと、畑違いの世界、そう思うのも当然のこと。
なぜなら、コイン商に務めている私も、最初はその内の1人だったからです。
お客さまからそういった声も多く耳にします。
本書は、
そんな、コインコレクター・コインによる資産形成をお考えの皆さまに
お届けしたい内容となっていますので、詳しく解説して参ります。
本書のご紹介
本書は、コイン収集専門家、平木先生によって執筆され
数多く存在するアンティークコインの中から
特に『稀少性が高い』“名品コイン”を300種類紹介した1冊となっています。
世界中のコインを掲載しており、その数は100カ国を超えます。
時代は、さかのぼること古代(紀元前625年)~近代(1985年)まで
ざっくりと約2500年ーー25世紀間の壮大なスケールから選ばれました。
これには、とてつもない研究・調査の下積みが必要とされることは、
皆さまにも想像に容易いことと思います。
ここで少し、本書がどのよう内容なのかイメージをつかんでいただくため 鋭意制作中の色校正のゲラを載せます。
弊社はイギリスコイン専門店ですが
本企画では、平木先生直々のセレクトによる「本物の世界の名品」を皆さまにお届けしたいと思い
掲載の300選について要望を出していません。
ですが、弊社で取り扱いのあるイギリスコインも選出されており、とても喜ばしい限りです。
著者 平木啓一先生
日本において、ごく一部の富裕層にしか知られていなかった
「アンティークコインによる資産形成」に注目が集まったのはここ10年20年ほどと、比較的最近の事と言えます。
コインに関する書籍について、調べてみられると分かることですが
日本の「コイン資産形成」に関する書籍がいくつか散見されるようになったのは2000年以降のことなのです。
さらに、他の現物資産とコインを較べてみますと、コインに関する書籍出版数は圧倒的に種類が劣ります。
それにも関わらず
平木啓一先生は、約50年前ーー「コイン資産形成」が日本で広く注目されるようになる前から
「外国コインのインフレヘッジ」や「資産形成」について雑誌や書籍の執筆活動を続け、今日にいたります。
その偉業はコイン業界に多大な影響を与え、まさに日本における外国コイン研究の草分けと称されます。
先生の収集家としての調査活動や作家柘植 久慶としての執筆活動など
多く語りたい気持ちも山々ですが、ぜひ、次回以降の配信もご期待ください。
まとめ
さて、ここまでの説明で
この1冊がいかに、一朝一夕で出来上がるような内容でないことは
ご理解いただけたのではないでしょうか。
例えばですが、2022年4月29日に開催された「東京コインオークション2022」。
本書を片手にオークションカタログを開いていただきますと
オークションカタログの見え方も、少し変わった見え方になると、私は思います。
もし「東京コインオークション2022」をご存知ではない方は、ぜひ知っておいて損がないので
文末のリンクからご覧ください。
本書は、たゆまぬ探求心により、
幅広い知見をお持ちの平木先生であるからこそ書き上げることのできる内容となっており
平木先生が調査を続ける中で感じた「コイン調査の実体験」に基づく素直な感想を
多く見て取ることができます。
本書をお読みいただくことで
1.「コインに秘められた歴史と希少性」により、知的好奇心が満たされ、コイン収集の原動力の一助になること
2.自信をもって、コインを選ぶための指標の1つになること
という点から
皆さまのお役に立つことができましたら、幸いに存じます。
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関連情報
▽【あの至宝も】東京コインオークション2022のご紹介
▽発売中の関連書籍
・英国コイン研究会『イギリスコインコレクターズハンドブックモダンコイン<記念コイン編>』
・平木先生著『世界アンティークコイン大事典』セルバ出版
・安井将弘著『究極の資産防衛メソッド! アンティークコイン投資』イギリス王室編 セルバ出版
・安井将弘著『これが最後の投資になる!はじめてのアンティークコイン投資』 セルバ出版