ご挨拶
アンティークコインのショールーム、コインパレスの瀧でございます。
神戸市博物館では現在、「大英博物館 ミイラ展」が開催され、先日閉幕した東京会場に引き続き人気を博しています。
大英博物館に収蔵された6点のミイラを始め、約250点もの貴重な遺物が展示されているとのことで、歴史好きの私としてはぜひ訪れてみたいものです。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
本日は、コレクター必見の、非常に貴重なアンティークコインを6点ご紹介申し上げます。
それぞれ1枚ずつのみのご用意ですので、ぜひお早めにお求めくださいませ。
1584-6年発行 エリザベス1世 ソブリン金貨
エリザベス1世といえば、イギリスのテューダー朝第5代にして最後の君主でございます。
1588年の「アルマダの海戦」では、当時最強の威力を持っていたスペインの無敵艦隊に勝利したことから、世界史上の重要人物としてご存知の方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、そんなエリザベス1世の治世下である、1584〜6年のイギリスで発行されたソブリン金貨でございます。
表面に描かれているのは、堂々とした面持ちで王座に腰掛けるエリザベス1世の肖像画。
裏面には盾の紋章と、それを取り囲むように薔薇の花びらが描かれています。
当金貨はAUグレードでありながら、イギリスを代表するハンマー打ち金貨の一つとして、現在では非常に高い価格で取引されております。
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※人気商品の為、価格が変動する場合がございます。
現在の価格はオンラインショップでご確認下さい。
1604-5年発行 ジェームズ1世 ユナイト金貨
1604〜5年にイングランド国王ジェームズ1世治世下で発行された当コイン。
先日ご紹介した別のユナイト金貨は1660〜1662年にチャールズ2世の治世下で発行されたものであり、今回の金貨に描かれているジェームズ1世は彼の直系の祖父にあたります。
イギリス・ステュアート朝の初代国王であるジェームズ1世は、王権神授説による絶対王政を展開したことで知られています。
当金貨は17世紀当時、イングランド・スコットランド・アイルランドの統合を目指す中で発行されたことからユナイト(統合)金貨と呼ばれるようになりました。
表面にはジェームズ1世の肖像画。
裏面には王冠を配する国章の盾の紋章が描かれています。
弊社においても人気の高いユナイト金貨ですが、以前入荷した際はお問い合わせが相次ぎ、すぐさまご注文を頂戴した程でございます。
ご検討中の方は是非お早めにお求めくださいませ。
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1639~40年発行 チャールズ1世 1シリング銀貨
現在でもアフリカの国々で流通しているシリング貨ですが、その始まりは、1489年ごろにイングランド王ヘンリー7世が発行した12ペンス貨だと言われています。
その後イギリスでは10進法に移行する1971年まで発行が続き、約500年間にもわたってイギリスの貨幣文化に貢献しました。
今回入荷したシリング貨は、1639〜1640年にチャールズ1世の治世下で発行された銀貨でございます。
表面のチャールズ1世の肖像画は滑らかに摩耗し、約400年間まさに人々の手から手へ受け継がれたことが伺えます。
この銀貨を受け取った人々は、このコインと引き換えに一体どんな品物を購入し、生活を送っていたのでしょうか。
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1700年発行 ウィリアム3世 5ギニー金貨
お次にご紹介するのは、1700年発行のウィリアム3世5ギニー金貨です。
ウィリアム3世の単独統治時代では、1699年〜1701年の4年間発行されました。
今回入荷した金貨は1700年に発行されたものであり、NGC同グレード鑑定数1点、上位鑑定数わずか5点の大変貴重なコインでございます。
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1707年発行 アン女王 クラウン銀貨
最後にご紹介するのは、1707年に発行されたアン女王のクラウン銀貨でございます。
アン女王のアンティークコインは弊社でも人気が高く、これまでも入荷する度にすぐさまご注文を頂戴して参りました。
今回入荷したのは、NGC鑑定数わずか27枚の貴重な銀貨でございます。
約300年前に発行されたとは思えないほど美しいポートレートと紋章の彫刻は、ぜひともお手に取ってお楽しみいただきたい逸品でございます。
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