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古代ギリシア イオニア マグネシア 紀元前2世紀中頃 アルテミス スタテル 金貨 NGC AU Strike: 5/5 Surface: 3/5
NGC鑑定付き- 品番: 6242
- 鑑定番号:
6836583012
一般価格:2,145,000 円(税込)
会員価格: 1,950,000 円(税込)古代ギリシャの女神アルテミスを表面に描くスターテル金貨の逸品オリュンポス十二神の一柱アルテミスに捧げられる古代イオニアのスターテル金貨
古代ギリシャのイオニアとは、エーゲ海に面したアナトリア半島(現在のトルコ)の南西部にかつて存在した地方都市のことを指します。当時のアナトリア半島にはイオニア人の支配による様々な都市国家が存在し、それらによってイオニア同盟が構成されていました。「イオニア」という地名は、ギリシャ人の先祖であるイオニア人の発祥地に由来します。紀元前2000年頃に北部からバルカン半島を南下し、現在のギリシャ中部やアナトリア半島北西部に定住したとされるアカイア人の一部を指し、アイオリス人やドーリア人と並んで古代ギリシャを構成していた民族の一つとして知られています。代表的な定住ポリス(都市国家)はアテナイ(現在のギリシャの首都アテネの古名)であったことが記録に残っています。ギリシャに南下するまでのイオニア人は、ギリシャ本土とアナトリア半島の間にあるエーゲ海の島々に住んでいたとされ、アッティカおよびトルコ地方の両方にも移住し植民地を形成していました。彼らの出身地であるイオニア地方は、アケメネス朝ペルシャとギリシャとの衝突で重要な役割りを果たしていた土地として有名です。ギリシャ人の言い伝えによりますと、イオニアの諸都市はエーゲ海の反対側からやってきた植民者によって建設されたとのことですが、その植民地はアッティカのイオニア人たちの伝説と関連しており、アテナイ最後の王、コドロスの息子、ネイウレスおよびアンドロクロスが率いての植民であったとのことです。後年の歴史学者たちは、これを「イオニア人の大移動」と呼び、その時期はトロイア戦争の140年後、あるいはヘラクレスの息子たちのペロポンネソス半島への帰還の60年後と推定されます。今回は、アナトリアと関係の深いイオニアのマグネシアで流通していたスターテル金貨のご紹介です。紀元前2世紀ごろに発行され流通していたと推定されるこの金貨の表面には、これもまたアナトリアと縁の深い女神アルテミスが2頭立ての古代馬車ビガを操縦する美しい姿が描かれています。ギリシャ神話において中心的な役割を果たすオリュンポス十二神の一柱であるアルテミスは、狩猟の女神や月の女神として神話に頻繁に登場します。音楽、芸能、太陽の男神アポロンとは双子で、アポロンと共にオリュンポスの神々の2神として崇められています。古来アルテミスは金髪色白で生真面目な外見を特徴とし、熊や鹿などの野生動物と共に描写されることが一般的です。ギリシャではなくトルコ由来の女神とされるアルテミスは、アナトリア北西部の諸都市で広く信仰の対象となっていた時期がありました。コイン裏面には、ギリシャ神話のもう一人の代表的な女神ニケが描かれています。この勝利の女神は、ローマ神話においてはヴィクトリアに相当し、重要な役割を果たします。有翼の女性の姿で描写されることが一般的で、現在パリのルーブル美術館にて公開されている古代ギリシャのサモトラケにて発掘された「サモトラケのニケ」は、ニケの飛翔の瞬間を捉えた古代ギリシャ彫刻の名品として知られています。古代ギリシャにおいて一般的な通貨であったスターテル金貨ですが、当作品は表裏にイオニアゆかりの2人の女神を掲げる紀元前2世紀頃の金貨で、コレクターの古代ギリシャに対する憧憬を一段と深めることでしょう。
品番 6242 鑑定番号
6836583012
現在のNGC鑑定数はここをクリック下さい価格 一般価格:2,145,000 円(税込)
会員価格: 1,950,000 円(税込)
グレード数 AU Strike: 5/5 Surface: 3/5 重量 8.43 g 表面 アルテミス右向き胸像 裏側 ビガ(二頭立て馬車)に乗るニケ 発送元 日本国内から発送


















