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2025 チャールズ3世 グリニッジ天文台設立350周年記念 2ポンドプルーフ銀貨 金メッキ付 未鑑定 箱付き
未鑑定 ロイヤルミント発行 専用BOX付き- 品番: 5938
一般価格:24,530 円(税込)
会員価格: 22,300 円(税込)世界標準時を規定し、天文学分野の進歩に貢献し続けてきたイギリスが世界に誇るグリニッチ王立天文台
過去350年間にわたって常に現役の天文台として、また天文学の主要な博物館としても機能してきた歴史を誇るグリニッチ王立天文台。ロンドンからテムズ川沿いに約5キロ離れた街グリニッチに位置する同天文台は、ロンドン郊外の観光名所としても人気のスポットとして知られています。その起源は古く、オリバー・クロムウェルによる共和政を打倒し、1660年に王政復古を成就したイングランド国王チャールズ2世によって1675年に「王立天文台」創設された来歴を有します。初代の天文台長は当時のイギリスを代表する天文学者であったジョン・フラムスティードで、自身の研究対象であった天文学の学術分野での進展に貢献した人物として知られています。意外と知られていないことではありますが、20世紀中盤の1957年にイースト・サセックスのハーストモンソーに移転したことをきっかけとして、長い歴史を誇る同天文台は「グリニッチ旧王立天文台」と呼ばれるようになります。その後、主要な天文台が1990年にケンブリッジに移転した後、1998年に閉鎖されたため、その際に再び「グリニッチ王立天文台」の呼称が復活しました。現在、同天文台には実際の観測機は備えられておらず、長い歴史を誇る史跡として訪問する人々に親しまれています。1851年に台長のジョージ・ビドル・エアリーが本館に子午環を設置し、窓の中心を基準として観測を行い、同地点(グリニッチ子午線上)の平均太陽時であるグリニッチ平均時と定めました。その後、世界共通の経度の基準(経度0度、本初子午線)を規定し、世界の経度と時刻の基準としての役割を長きにわたって担っていました。1833年に同天文台内部に設置された報時球は現在も現役で稼働しています。また、現在では、エアリーの子午環は、厳密には本初子午線としての役割を終えています。本初子午線は、エアリーの子午環から東へ角度5.301秒、距離にして102.478mの地点を通過しています。近隣のブラックヒースにはイングランド王ジェームズ1世が1608年に造営したゴルフクラブが存在しますが、これは今日名門ゴルフコースとして用いられており、その分野では知る人ぞ知る存在となっています。
グリニッチ天文台の超然の350周年に捧げられるモダンコインの新たな傑作の登場
2025年はグリニッチ王立天文台が創設されてから350年目の節目の年に当たります。この超然の機会を記念して、英国ロイヤルミントは歴史に根差した魅力的な一枚のコインを発表しました。今回ご紹介のコインは、同天文台の魅力を凝縮した美しいデザインによって今後愛され続けることでしょう。コイン裏面には、世界の中心として時間を司り、イギリスの過去の歴史にも貢献してきた来歴を持つ同天文台の世界観を象徴する地球儀が掲げられています。天文学の科学的な領域を超越するこの見事な意匠は、現代ロイヤルミントを代表する中堅デザイナーの一人ヘンリー・グレイ氏に委ねられ、成功を収めたものです。そしてコイン表面にはその博識によって知られ、イギリスの文化学術に造詣の深い現国王チャールズ3世の「公式第1コイン肖像」が描かれています。これはロイヤルミントを代表するもう一人の巨匠デザイナー、マーティン・ジェニングス氏の美意識が遺憾なく発揮された作品で、21世紀を代表するコインポートレートの最高傑作との呼び声が高いものです。ここに長い歴史を誇るイギリスならではの普遍的なテーマが、改めてコイン上にて取り上げられることになったことは嬉しいことであり、コインコレクターを始め、イギリスとその歴史を愛するすべての人々に贈られるべき文化遺産としての特別の価値を有する作品として紹介されることになりました。
品番 5938 価格 一般価格:24,530 円(税込)
会員価格: 22,300 円(税込)
タイプ プルーフ 発行限定数 1500 最大発行数 2810 重量 12.00 g 直径 28.40 mm 品位 約92.5%Ag(スターリングシルバー) 表面 チャールズ3世 裏側 地球儀 エッジの刻銘 ∙ PERFECTING THE ART OF NAVIGATION 発送元 日本国内から発送