HOME ＞ モダンコイン ＞ インドネシア 1970 独立25周年記念 ガルーダ 20000ルピア 金貨 NGC PF64UC
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一般価格：3,300,000 円(税込)
会員価格： 3,000,000 円(税込)独立25周年の歓喜を表現する聖鳥ガルーダを表裏に描くアニバーサリーコインの極致
東南アジア南部に位置する共和制国家として知られるインドネシアは、赤道付近に1万7000を超える島々を抱える世界最大の群島国家です。首都のジャカルタは国家を構成する島の一つであるジャワ島に位置し、同国の政治と経済の中枢を擁します。イスラム教徒が多数を占めるインドネシアは、世界最高レベルの人口密度を誇る国家としても知られています。数えきれないほどの島々からなるインドネシアですが、マレーシア、東ティモール、パプアニューギニアの3国のみは陸上の国境線によって面しています。選挙で選ばれた存在からなる立法府を持つ大統領制の国家であり、国土は38の州から成り立っています。首都であると同時に最大都市でもあるジャカルタは世界第2位の都市人口を誇ります。インドネシアは少なくとも7世紀頃から国際的な交易の要所として知られており、同国スマトラ島のスリヴィジャヤ王国と後にはジャワ島のマジャパヒト王国が中国大陸本土やインド亜大陸の国々との交易を通じて繁栄を極めていました。インドネシアの支配者層は何世紀にも亘って外国の様々な文化や宗教的な影響を受けつつ、それらを糧にしてヒンドゥー教と仏教を主体とした君主制国家の建国を実現し、国家の繁栄そのものがこれらの宗教の伝播に繋がったと考えられます。やがてイスラム教スンニ派の商人の渡来によってイスラム教がもたらされ、さらにヨーロッパの大航海時代には列強各国がマルク諸島での貿易独占権を入手するために戦争を勃発させるようになります。その後、3世紀半にわたってオランダの支配下に置かれたインドネシアは、自らの独立を主眼として立ち上がり、民族運動へと発展させました。今回ご紹介させていただくコインは、インドネシア国家の独立25周年を記念して発行された20000ルピア金貨です。1945年に当時の日本政府の支援の下に宗主国オランダからの完全な独立を計画していたインドネシアですが、同年8月の日本の無条件降伏によって再びオランダの支配下に置かれる前に自ら独立を宣言しました。当コインが発行された1970年はその時から25周年記念の年に当たり、国家を挙げての大々的な祝賀行事が行われました。この独立25周年記念金貨はコインセットからの一枚で、金貨と銀貨がそれぞれ5枚を数える10枚からなる特別版セットとして世に出たものです。それらの中でもヒンドゥー教の神「ガルーダ」が描かれた当20000ルピア金貨は特に人気が高く、1285枚のみの限定発行ということもありコインコレクターの間で珍重されています。直系50㎜と大型で見栄えのする金貨ですが、それ故に描かれているガルーダも迫力があり、当金貨の見どころとなっています。多くの名を持つ聖鳥ガルーダは、ヒンドゥー教の主神であるヴィシュヌーの乗り物として天空を飛翔すると伝えられています。人間の体を持つガルーダは、鷲のくちばしと爪、そして大きな赤い翼を保有している点が特徴です。体は黄金職に輝き、その比類なき神秘性によって人間界を魅了するとされています。ガルーダは我が国日本にも仏教を通じて伝わっており、仏陀を守護する八部衆の中の迦楼羅（カルラ）と同一視されています。仏教におけるガルーダは、煩悩の象徴とされる毒蛇を食べることによって人間の煩悩を追い払う役割を果たすと信じられています。絢爛豪華たるガルーダを表裏に描く当金貨は、独立から25周年を迎えたインドネシアの人々の喜びを所有者に伝えるアニバーサリーコインの極致に他なりません。
品番 5627 鑑定番号 
6342258002
現在のNGC鑑定数はここをクリック下さい価格 一般価格：3,300,000 円(税込)
会員価格： 3,000,000 円(税込)
グレード数 PF 64 ULTRA CAMEO 最大発行数 1285 重量 約49.37 g 直径 約50.0 mm 品位 約90.0％Au 表面 ガルーダ 裏側 国章 発送元 日本国内から発送 -
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