HOME > モダンコイン > 2017 エリザベス2世 第一次世界大戦航空戦 2ポンド2色金貨 PCGS PR69DC
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一般価格:319,000 円(税込)
会員価格: 290,000 円(税込)大戦中の熾烈な航空戦を表現する2色のコントラスト!英国の軍事史上での輝かしい勝利を恒久化する究極の記念品
第一次世界大戦は、1914年から1918年にかけて、連合軍と中央同盟国間で行われた世界規模の戦争として歴史上にその痕跡を残しています。同戦争は全世界の経済大国を巻き込み、それらを連合国(大英帝国、ロシア帝国、フランス第三共和政)と中央同盟国(主にドイツ帝国とオーストリア=ハンガリー帝国)の両陣営に二分しました。イタリア王国はドイツ帝国と三国同盟を締結していましたが、オーストリアと対立していたため、英仏と密約を結んで連合国側について参戦しました。戦争の発端となったのは、1914年6月28日、ユーゴスラヴィア民族主義者の青年が、サラエヴォを訪問中であったオーストリア=ハンガリー帝国の帝位継承権保持者であったフランツ・フェルディナント大公を暗殺した事件の勃発でした。各国政府は開戦を避けるために尽力したものの、戦争開始の連鎖的発動を阻止することができず、瞬く間に世界規模での戦争に発展しました。それまでの数十年間に構築されていたヨーロッパ各国の同盟関係が一気に発動された結果、数週間で欧米列強が全て参戦することとなりました。それらの国々が参戦するにつれて、両陣営の同盟関係は徐々に拡大されました。たとえば大英帝国と日英同盟を結んでいた大日本帝国は連合国側として参戦し、ドイツと同盟関係にあったオスマン帝国は中央同盟国側に附いて参加しました。およそ7000万人以上の軍人(うちヨーロッパ出身者は6000万人)が動員され、世界史上最大規模の戦争として記録されています。第二次産業革命による技術革新と塹壕戦による戦線の膠着、また総力戦によって死亡率が大幅に上昇し、ジェノサイドや戦時中に大流行していたスペイン風邪などの犠牲者を含めた戦闘員900万人以上と非戦闘員700万院以上が命を落としました。このため同戦争は、史上最も死亡者数の多い戦争の一つとして記録されています。4年間にわたっての長期戦が繰り広げられた結果、4つの大帝国(ドイツ帝国、オーストリア=ハンガリー帝国、オスマン帝国、ロシア帝国)が次々と崩壊し、ヨーロッパ全体のパワーバランスに多大なる影響を与えたことも同戦争の特筆すべき点です。終戦後も参戦国の間に対立関係が残り、その結果、終戦から21年後の1939年に開戦となる第二次世界大戦の火種となったことはよく知られています。軍事的勝利を収めた列強各国でしたが、同戦争は人員数の確保や経済力、また工業技術や軍事技術を大規模かつ無際限に動員する国家総力戦でもありました。今回ご紹介させていただくコインは、史上初となったこの未曽有の大戦におけるイギリス軍の勝利の100周年記念品として2017年にリリースされた「第一次世界大戦航空戦」を取り挙げるモダンコインです。とりわけドイツとの接戦を強いられたイギリスでしたが、コイン裏面には空中戦において大活躍をしたイギリス軍の戦闘機が描かれています。昔から強力な軍を有することで知られている英国陸軍ですが、同戦争において空を制したのもやはり英国空軍であったことを当コインの意匠が物語っています。コイン表面には、2022年に惜しまれつつ崩御したエリザベス2世の有名な「公式第5コイン肖像」が掲げられています。ロイヤルミントきっての若手デザイナー、ジョディ・クラークが2015年に発表したこの見事なポートレートは、当時89歳の気品と貫禄を身に付けた女王の姿を再現しています。最も特徴的な点として、頭上のジョージ4世ゆかりの「ステート・ダイアモンド・ダイアデム」が挙げられることでしょう。第一次世界大戦における英国の圧倒的勝利を記念する当コインは、軍事史上における同国の栄光を恒久化する重要な役割を果たすものでもあります。
品番 4428 鑑定番号 84307168
現在のPCGS鑑定数はここをクリック下さい価格 一般価格:319,000 円(税込)
会員価格: 290,000 円(税込)
グレード数 PR69DCAM 重量 約 15.97 g 直径 約 28.4 mm 表面 エリザベス2世 第5肖像 裏側 航空機 エッジの刻銘 SKY RAINED HEROES 発送元 日本国内から発送