HOME > アンティークコイン > イギリス 1844 ヴィクトリア女王 クラウン銀貨 8ポイントスターエッジストップ NGC MS61
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一般価格:1,320,000 円(税込)
会員価格: 1,200,000 円(税込)ヴィクトリア女王の有名なヤングヘッドを描くデラックス版クラウン銀貨
世界地図を塗り替えるほどに広範囲に領土を拡大していた19世紀の大英帝国。世界5大陸を手中に収め有史以来最大の帝国となった当時のイギリスは、1837年にヴィクトリア女王を君主として迎え黄金期に差し掛かっていました。若干18歳にしてイギリスの国王となった女王の時代は「ヴィクトリア朝」と称され、各分野においてイギリスが未曽有の発展を遂げた時代として知られています。ヴィクトリア朝を象徴するものの一つとして、新たな時代の顔となった流通貨を含む各種コインが挙げられます。それらのコインの表面には女王の横顔が刻まれていましたが、女王の63年間に及んだ治世の下に発表されたコインのためのポートレートは全3種を数えます。1837年の即位の翌年に発表された「ヤングヘッド」の愛称によって知られる公式第1コイン肖像は、19世紀初頭のロイヤルミントにて主任彫刻師を務め英国王立アカデミー会員でもあった大彫刻家ウィリアム・ワイオン(1795-1851)の手によるものです。即位当時18歳であった女王の少女のようなあどけなさをあらゆる角度から再現するこの名ポートレートは女王のお気に入りであったと言われていますが、女王自身も生涯にわたって芸術家ワイオンに対する敬意を忘れることはありませんでした。女王とワイオンが初めて出会ったのは即位後にリリースされたこの作品の制作時ではなく、女王が未だイギリスの一王女であった時のことでした。女王は生前「ワイオン氏は私が描いて欲しいように私を描くことができる唯一の存在です」と公言しており、女王自身の意見が反映されて60代後半になるまで公式コイン肖像が変更されることは決してありませんでした。約半世紀近くにわたってイギリスのコインの表面を飾っていたヤングヘッドの時代は終わり、それに代わって公式第2肖像「ジュビリーヘッド」が公開されたのは、女王の即位50周年記念の年1887年のことでした。1861年に最愛の夫アルバート公爵を亡くした後、自身の崩御の年まで継続的に喪服を着用していた女王のトレードマークともいえる頭上のベールと小型の王冠「ダイアモンドコロネット」が象徴的なコイン肖像です。上下に細く伸ばされたような独特のフォルムが観るものに強い印象を与えるこの作品は、ヴィクトリア朝後期のロイヤルミントで活躍した彫刻家サー・ジョセフ・エドガー・ベーム(1834-1890)の最高傑作です。頭上のコロネットのみならず、胸元の勲章や装飾品の数々が在位50周年を迎えたヴィクトリア女王の権威と風格を余すところなく表現しています。女王の治世下最後の公式コイン肖像として知られる公式第3肖像は「オールドヘッド」もしくは「ベールドヘッド」の通称で知られていますが、1896年の在位60周年記念祝賀「ダイアモンド・ジュビリー」を待たずして制作されることになります。おそらくは高齢の女王の健康状態を危惧して数年早く公式肖像の切り替えが実行されたというのが正解のようです。今回ご紹介の作品は、ヴィクトリア朝初期の1844年に発行されたクラウン銀貨の逸品です。表面には瑞々しい18歳の女王を描くヤングヘッドが刻まれています。コインの表裏にわたって「神の恩寵によるグレートブリテン連合王国女王ヴィクトリア・忠誠の擁護者」という意味の碑文が刻まれており、女王の崇高な権威を物語っています。また裏面に連合王国三国のシンボルを挿入した盾形の紋章と王室を象徴する大型の宝冠が描かれており、その周囲には植物のリースが掲げられています。また当クラウン貨の特徴として、コインのリム部分に球状のレリーフの連鎖が見られ、エッジ部分には米印のような刻印を含む特殊な碑文が刻まれています。当時としては極めて凝った内容を持つ当クラウン銀貨は、熱烈なアンティークコレクターに捧げられるべき究極のヴィクトリアン・アンティークではないでしょうか。
品番 7002 鑑定番号
2906883004
現在のNGC鑑定数はここをクリック下さい価格 一般価格:1,320,000 円(税込)
会員価格: 1,200,000 円(税込)
グレード数 MS 61 重量 約28.3 g 直径 約38.0 mm 品位 約92.5%Ag(スターリングシルバー) 表面 盾の紋章・王冠 裏側 ヴィクトリア女王 エッジの刻銘 DECUS ET TUTAMEN ✴ ANNO REGNI VIII ✴ 発送元 日本国内から発送



















