image

HOMEアンティークコイン > イタリア パルマ 1821 マリア・ルイーザ 40リラ金貨 NGC XF45

イタリア パルマ 1821 マリア・ルイーザ 40リラ金貨 NGC XF45

NGC鑑定付き

一般価格:528,000 円(税込)
会員価格: 480,000 円(税込)

  • アンティークコインs1:5661 イタリア パルマ 1821 マリア・ルイーザ 40リラ金貨 NGC XF45
  • アンティークコインs2:5661 イタリア パルマ 1821 マリア・ルイーザ 40リラ金貨 NGC XF45
  • アンティークコインs3:5661 イタリア パルマ 1821 マリア・ルイーザ 40リラ金貨 NGC XF45
  • アンティークコインs4:5661 イタリア パルマ 1821 マリア・ルイーザ 40リラ金貨 NGC XF45
  • アンティークコインs5:5661 イタリア パルマ 1821 マリア・ルイーザ 40リラ金貨 NGC XF45
  • アンティークコインs6:5661 イタリア パルマ 1821 マリア・ルイーザ 40リラ金貨 NGC XF45
  • アンティークコインs7:5661 イタリア パルマ 1821 マリア・ルイーザ 40リラ金貨 NGC XF45
  • アンティークコインs8:5661 イタリア パルマ 1821 マリア・ルイーザ 40リラ金貨 NGC XF45
  • アンティークコインs9:5661 イタリア パルマ 1821 マリア・ルイーザ 40リラ金貨 NGC XF45
  • アンティークコインs10:5661 イタリア パルマ 1821 マリア・ルイーザ 40リラ金貨 NGC XF45
  • アンティークコインs11:5661 イタリア パルマ 1821 マリア・ルイーザ 40リラ金貨 NGC XF45
  • アンティークコインs12:5661 イタリア パルマ 1821 マリア・ルイーザ 40リラ金貨 NGC XF45
  • アンティークコインs13:5661 イタリア パルマ 1821 マリア・ルイーザ 40リラ金貨 NGC XF45
  • アンティークコインs14:5661 イタリア パルマ 1821 マリア・ルイーザ 40リラ金貨 NGC XF45

皇帝ナポレオンの2番目の妃でパルマ公女マリア・ルイーザの美しさを永遠に刻むアンティーク・イタリアコインの逸品

 

神聖ローマ帝国皇帝フランツ2世(後のオーストリア皇帝フランツ1世)と2番目の妃であるマリア・テレジア皇后の長女としてハプスブルグ帝国の首都ウィーンに誕生した後のパルマ公女マリア・ルイーザ(1791ー1847)は、幼名はマリア・ルドヴィカと呼ばれていました。そして後にフランス皇帝ナポレオン1世の2番目の皇后となり、マリー・ルイーズのフランス名にて歴史上に名を残しています。ナポレオン没落後にイタリアのパルマ公国の支配者となったことから、マリア・ルイーザのイタリア名でもよく知られています。故郷のウィーン郊外のシェーンブルン宮殿で幼き日を過ごしたマリア・ルイーザでしたが、ナポレオン1世によるウィーンへの侵略行為によって宮殿を2度追放された経験があったことから、彼のことを憎んでいたと言われています。それ故にナポレオンがジョセフィーヌ皇后と離婚したことを知った時には「次に妻として迎えられる人物に心から同情するとともに、それが自分ではないことを願う」と親しい知人に宛てた手紙を書いたほどでした。ナポレオン1世とジョセフィーヌ皇后には結婚後ずっと後継者が誕生しませんでしたが、ポーランド滞在中にマリア・ヴァレフスカを懐妊させたことを契機として、ナポレオンはヨーロッパの名門王族との婚姻を切望するようになっていました。そこで白羽の矢が立ったのがハプスブルク家出身のマリア・ルイーザでした。ナポレオンとの結婚が不可避であると悟ったマリア・ルイーザは悲嘆に暮れ、泣き崩れたとのことです。1810年4月1日、マリア・ルイーザはルーブル宮殿の礼拝堂で皇帝ナポレオン1世と挙式を挙げ、フランス第1帝政の皇后となります。当初はフランスでの新しい宮廷生活に馴染めなかったマリア・ルイーザでしたが、夫が非常に優しかったこともあり、徐々に心を許し愛するようになっていったとのことです。社交的で周囲に対して常に気さくに接していたブルジョア階級出身の前皇后ジョセフィーヌとは異なり、生来の王族であるマリー・ルイーズはごく一部の者にしか心を許しませんでした。ハプスブルク家の皇女といえども質素倹約を習慣としていた彼女は、衣装や宝石にも興味を持たず、宮廷においては殆ど独立した存在でした。1811年3月20日、マリア・ルイーザはナポレオン2世(ローマ王)を出産します。大変な難産でしたが、ナポレオンは待望の男子の誕生を心から喜んだと伝えられています。束の間の幸せな家庭生活のあと、ナポレオン夫妻は大きな歴史の荒波に翻弄されることになります。1812年にロシア遠征を挙行したナポレオンは大敗を喫し、第1帝政期における大きな転換期を迎えます。夫の不在時に摂政を務めたマリア・ルイーザでしたが、夫がワーテルローの戦いでイギリスに敗れ、失意の内にセントヘレナ島で亡くなった後は、その処遇を巡ってウィーン会議に決定権が委ねられました。その結果、パルマ公国の統治者として新たな人生を送ることになります。そして1847年12月17日、故郷のウィーンで56歳にて波乱の生涯を終え、遺体はカプツィーナ納骨堂に収められました。激動のフランス第1帝政期から19世紀中盤のヨーロッパを舞台として活躍したナポレオン最愛の妃、パルマ公女マリア・ルイーザの肖像を描く40リラ金貨のご紹介です。コイン表面には1821年の発行年と共に往年のパルマ公女の美しい左向き肖像が掲げられています。フランス第1帝政の皇后からパルマ公国の統治者へと華麗なる転身を遂げたマリア・ルイーザ。その波乱の生涯を象徴する美しくも力強いポートレートが万人の感動を誘うことでしょう。コイン裏面にはカーテンを模した縁取りが見事な重厚感を見せる劇的で厳かな意匠が施されています。19世紀前半のオーストリア、フランス、そしてイタリアを舞台として活躍し、また同時に歴史に翻弄された一人の女性の生き様を反映する当コインは、歴史コインの逸品として長い生命を保持することでしょう。

品番 5661
鑑定番号 2777666015
現在のNGC鑑定数はここをクリック下さい
価格

一般価格:528,000 円(税込)

会員価格: 480,000 円(税込)

グレード数 XF 45
最大発行数 37000
重量 約12.90 g
直径 約26.00 mm
品位 約90.0%Au
表面 マリア・ルイーザ (パルマ女公)
裏側 紋章
エッジの刻銘 DIRIGE ME DOMINE
発送元 日本国内から発送
一般価格: 528,000 円(税込)
会員価格: 480,000 円(税込)

数量:

配送・送料・返品について

シェアする