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「ロイヤル・テューダー・ビースト・コレクション」を
力強く彩る第4弾「クラレンスの雄牛」

ランカスター家の血族者であるヘンリー7世によってテューダー朝が創設され、この古い牛のシンボルもまた薔薇戦争の終結と共に新王朝にもたらされることになります。テューダー朝の歴代国王の中でもとりわけこの紋章を重視した国王としてヘンリー8世が挙げられます。
コインの裏面には、「クイーンズ・ビースト・コレクション」のデザインとはまた異なった角度からこの動物を捉えたデビッド・ローレンスによる躍動感溢れる現代的な解釈が見られます。牛の胸元には「テューダー・ローズ」の名称で知られる紅白の薔薇から成る古風な紋章が刻まれています。
ヘンリー7世によって開かれたテューダー朝の紋章として誕生したこの由緒あるシンボルは、ランカスター家の赤い薔薇とヨーク家の白い薔薇を重ね合わせてデザイン化したものであり、中世英国にて栄華を誇ったこれら二大名家の統合を象徴しています。