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英領インド 1841C ヴィクトリア女王 モハール金貨 リストライク NGC PF63 S&W-3.9 TYPE A/2

NGC鑑定付き

一般価格:17,490,000 円(税込)
会員価格: 15,900,000 円(税込)

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大英帝国の栄光のシンボルとして誕生したモハール金貨

 

「女王の時代に英国は繁栄する」と昔から言われるように、英国史にはエリザベス1世、ヴィクトリア女王、エリザベス2世と続く偉大なる女性君主の系譜が存在します。その中でも19世紀の大英帝国の宗主として帝国を牽引したヴィクトリア女王の栄光の治世は別格であり、英国史全体の総決算としての力強い輝きに満ちた時代として人々に記憶されています。

1837年に若干18歳の若さで叔父ウィリアム4世の崩御に伴い王位を継承したヴィクトリア女王は、その後、約64年もの長期在位を成就します。前世紀のジョージ3世の時代に興った産業革命が後の世に及ぼした影響力は絶大であり、19世紀中盤を頂点として全世界に広がりを見せた大英帝国の空前の発展はその賜物であったと言えます。7億の民を擁し、全世界5大陸に跨るこの巨大帝国には全世界の富が集結し、未曾有の繁栄を築き上げていました。

大英帝国構築の原動力

この時期、他国に先駆けて特に海外貿易の分野にて成功を収めていた大英帝国でしたが、その原動力として中心的な役割を果たしていたのは、アジアを活動の拠点としながら英国本国の代理として海外貿易をほぼ独占していた東インド会社でした。

©東インド会社所属貿易船;c 1660

ジェームズ1世の治世下、1600年の創設と古い来歴を持ち、1850年代のヴィクトリア女王の治世初期まで約250年間にわたって英国に巨万の富をもたらし、英国経済を活性化することに著しい貢献を果たしたこの歴史的な母体の存在無くして、後の大英帝国の本格的造営は考えられなかったことと思われます。古来、北海沿岸を起点とする海運国家として独立独歩の道を進み、ヨーロッパ随一の大国として歴史的な成功を収めた英国の総決算として誕生した東インド会社が、大英帝国の過渡期にあたる17世紀から19世紀にかけての産業革命の勃興と時を同じくして成長を遂げたことは近世英国史を深く理解する上で見逃せない事実です。

大英帝国建設の要として経済を支えていたのが19世紀に英国の植民地となったインドであり、そこで誕生した新通貨のモハール金貨は、主に貿易決済用に考案された流通貨の一種として同地において重用されていました。英国本国と同じく、英領インドにおいても金本位制を主軸とする通貨を流通させようと考えていた英国にとって、このモハール金貨はインドにおける植民地支配の象徴でもありました。あくまでもインド国内での流通用として考案されたモハール金貨の国外への持ち出しは当時禁止されていたそうで、現在でもこの法は順守されているとのことです。

 

数多くの異なるバージョンの存在がアンティークコインとしての魅力を高めることに貢献している英領インドの至宝

 

大英帝国の黄金時代の象徴としてウィリアム4世の治世下に誕生したモハール金貨。その後、ヴィクトリア女王の時代となり、貿易決済用通貨として重用されていたこともあり、正確な発行枚数は定かではないものの、約40万枚以上ものモハール金貨が発行されていたと伝えられています。

今日の貨幣界において、輝かしい大英帝国の遺産として人気の高いこの金貨の相場は継続的に安定しており、英国の歴史に裏付けられた本物のヴィクトリアン・アンティークコインならではの多面的な魅力を秘めています。

絶大な人気を誇るモハール金貨

今回ご紹介させていただく試作モハール金貨は、ヴィクトリア女王の治世最初期の1841年に発行された歴史的な名貨であり、保存状態の良さも相俟って高い稀少性を特徴とするものです。流通貨として発行されたものであるという本来の性質上、コンディションの良好なものが極端に少なく、その点がモハール金貨の更なる希少価値に結びついていることは確かです。これらの理由からコレクターの間で絶大な人気を誇るモハール金貨ですが、その中でも特に高値で取引され、限りない稀少価値によって特別視されているのが、今回ご紹介させていただく1841年バージョンです。

また1841年版と言いましても実際にはデザインの異なる数種類のバージョンの存在が確認されており、この種の金貨の魅力を無限に高めています。コイン表面には言わずと知れたヴィクトリア女王の第1肖像「ヤングヘッド」が描かれていますが、このモハール金貨全般に関しては若干趣の異なる2種の肖像の現存が確認されています。そのうち「ノーマルタイプ」は、標準的なヤングヘッドに該当し、もう一つの「フォックスタイプ」は、直線的なフェイスラインを特徴とする全く異なるポートレートであることからコレクターの興味の対象となっています。

1837年のヴィクトリア女王の即位に際して新たに創造されたこの傑作肖像は、19世紀前半の英国貨幣界を代表する名人ウィリアム・ワイオンが想像力の限りを尽くして生み出したコインポートレートの大作です。

肖像部の周囲には「女王ヴィクトリア」という意味の定型の碑文が見られますが、ヴィクトリアと女王の2語が肖像の上部で繋がっている「コンティニュアス・タイプ」と、それらの語が頭部の左右に分かれて刻まれている「ディヴァイデッド・タイプ」の全2種が確認されています。英国の過去の栄光の記念品でありながらも、プルーフコインであるがゆえにモダンコインのような新鮮さも同時に感じさせる当モハール金貨は、時代を超越して現代に託された大英帝国時代の栄光の軌跡の最も理想的なシンボルに他なりません。

品番 3287
鑑定番号 6524767001
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価格

一般価格:17,490,000 円(税込)

会員価格: 15,900,000 円(税込)

グレード数 PF 63
重量 約11.66 g
直径 約25.5 mm
品位 約91.7%Au(K22)
表面 ヴィクトリア女王
裏側 ヤシの木とライオン
発送元 日本国内から発送
一般価格: 17,490,000 円(税込)
会員価格: 15,900,000 円(税込)

在庫有り

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