HOME特集 > 2020年 グレートエングレーバーシリーズ第2弾「スリーグレ―セス」

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ロイヤルミント社発行
2020年 グレートエングレーバーシリーズ第2弾
「スリーグレ―セス」

スリーグレーセスとは、その稀少性と美質によって全世界を魅了してやまない英国貨幣の傑作です。
1817年に制作されたこの芸術品は天才ワイオンのキャリア初期の頂点を示し、後の大成の片鱗を伺わせるものです。
連合王国三国の結束を象徴する当コインが200年の時を経て、その歴史的意義を再び強調します。
納期はお問い合わせください。

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オルダニー島発行
2020年 10オンス銀貨 PCGS PR70DC鑑定品
「スリーグレーセス」

英領オルダニー島で2020年に発行された英国貨幣の永遠の傑作「スリーグレーセス」リマスター版・10オンス銀貨3種のご案内です。
プルーフ、マットプルーフ、アンティークと3種の異なった仕様のコレクター向け10オンス銀貨を総数250枚限定でご用意させて頂きました。
納期は3月下旬以降の発送となります。

<ロイヤルミント>
2020年グレートエングレーバーシリーズ

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3キロ金貨(3kg)
最大発行枚数:3枚

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2キロ金貨(2kg)
最大発行枚数:9枚

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1キロ金貨(1kg)
最大発行枚数:21枚

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5オンス金貨(5oz)
最大発行枚数:140枚

NGC鑑定代込みを注文

2オンス金貨(2oz)
最大発行枚数:335枚

ファーストリリースを注文NGC鑑定代込みを注文
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2キロ銀貨(2kg)
最大発行枚数:50枚

未鑑定を注文

5オンス銀貨(5oz)
最大発行枚数:510枚

未鑑定を注文 NGC鑑定代込みを注文

2オンス銀貨(2oz)
最大発行枚数:3,510枚

未鑑定を注文NGC鑑定代込みを注文

<オルダニー島>
2020年スリーグレーセス10オンス銀貨

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10オンス銀貨(10oz)
プルーフ仕上げPCGS鑑定
最大発行枚数:150枚

PCGS PR70DC 鑑定品を注文
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10オンス銀貨(10oz)
マットプルーフ仕上げPCGS鑑定
最大発行枚数:50枚

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10オンス銀貨(10oz)
アンティーク仕上げPCGS鑑定
最大発行枚数:50枚

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偉大なる彫刻家シリーズ 待望の第2弾

ジョージ王朝時代の名品
「スリー・グレーセス」リマスター版が登場

空前の大成功を収めた同シリーズ第1弾の「ウナとライオン」に続くワイオンの最初期の名作のリマスター版銀貨の登場は、貨幣学史上でのワイオンの名に栄光の輝きを与えます。

1817年に発表されたオリジナル版は、ナポレオン戦争後に荒廃していた英国の権威回復と英連邦三国の統一を三女神の優美極まりないデザインで表現したワイオン会心の秀作です。

19世紀前半に英国社会を席巻した新古典様式によるイギリス、スコットランド、アイルランドの象徴として描かれた女神たちは、200年の時を経て白銀の輝きをともなってついに我々のもとに降臨します。

<ロイヤルミント>2020年グレートエングレーバーシリーズ
市場価格推移

<オルダニー島>2020年スリーグレーセス10オンス銀貨
市場価格推移

こちらのグラフはリリース以降、暫く更新の予定ですので、ぜひご覧ください。
※更新は予告なく止まります。ご了承ください。

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<ロイヤルミント>

王立造幣局(ロイヤルミント)とはイギリス国内におけるコインの製造・造幣を許可された機関である。その起源は大変古く、アルフレッド大王の治世下の886年にさかのぼる。創設当時はロンドン市内に複数存在していた造幣所の一つに過ぎなかったが、1279年にロンドン塔の近くに移設して以来500年にわたって操業する中、16世紀ごろからイギリス国内での硬貨の発行権を独占してきた。著名な科学者でもあったアイザック・ニュートン卿は1696年に造幣局長官に任命され、1722年に没するまでその地位に就いていた。ちなみにスターリング・ポンドを秘密裏に銀本位制から金本位制に移行したのはニュートンの功績で1717年のことである。
イギリスの貨幣制度が十進法に移行する1971年を待たずして既存のミントの生産能力は限界に達していた。その事態を鑑み、1967年、更なる新貨幣の増産と海外向けコインの需要を満たすために造幣工場をロンドンからウェールズのカーディフの北西16㎞にあるラントリサントへ移設する計画を発表した。

1968年から7年をかけて1975年に完全移設を果たした。その後独立採算を目指して1975年4月1日に株式公開をする。更に2009年12月31日をもって執行機関としては解散、その資産は新生ロイヤルミント株式会社が継承し、英国を代表する上場企業となった。

ロイヤルミントの第一の業務はイギリス国内で流通する硬貨の制作である。これに加えイギリス軍の賞与メダルや騎士団勲章、そしてコレクター向きの記念メダルの発行を行っている。貨幣検査函審査(英語名:Trial of the Pyx)は新規発行硬貨が基準を満たしているかを確認するイギリス独自の法的手続きである。

この儀式の起源は12世紀に遡り、少なくとも1282年以来踏襲された儀礼を遵守し続けている。審査される硬貨はロイヤルミントの通常の生産ラインから抜き取り集められる。しかし審査の申請は現在、ロイヤルミントを介さずに行われている。

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<英領オルダニー島>

英領オルダニー島はイギリスの領土であるにもかかわらず、その英国王室との長い関係のため独自の貨幣を発行する法的権利を有する島である。法的な基準としては、島独自のオルダニー・ポンドはイギリスのポンドと同一貨幣価値を保有すると見なされており、その貨幣価値と同等の購買力を持つことが有効であると認められている。

オルダニー島独自のコインの殆どがコレクター向けの記念硬貨として発行されているもので、これは島の経済効果の上昇に繋がっている。 同島で発行される記念コインは1,2、5ポンドと3種の額面表示のあるもので、白銅、シルバー、ゴールドなどの素材を用いて生産されている。オルダニー島は独自の造幣局を持たないため、記念硬貨の発行を島の主要産業の一つとして取り入れて以来長年にわたりコインの製造そのものはイギリス本国のロイヤルミントに依頼していた。 しかし2017年以降は1850年設立のバーミンガム造幣局の傘下の企業であるコモンウェルスミント株式会社に制作を依頼し続けている。通貨の製造と共に同社が主眼とする分野は、オルダニー島独自のものを始めとするコレクター向け記念コインの制作で、その他記念切手の発行も手掛けているため、同社の正式名称はコモンウェルス・ミント・アンド・フィラテリック・ビューロー株式会社となっている。

ロイヤルミントと比較して小規模ながらも、英国の国家産業とも呼べる貨幣鋳造の実力を有する伝統的英国企業の一つと見なされ、その技術力の高さは近年オルダニー島のために制作された数々の記念コイン上で十全に表現されている。

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