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2018 エリザベス2世 戴冠65周年記念 サファイアコロネーション 5ポンドピエフォー銀貨 ファーストリリース NGC PF70UC
最高鑑定 NGC鑑定付き ロイヤルミント発行 ファーストリリース- 品番： 1896
- 鑑定番号：
4819479036
一般価格：165,000 円(税込)
会員価格： 150,000 円(税込)完全なる自然体として世界に対峙して来られたエリザベス2世の65年間
1953年6月2日にロンドンのウェストミンスター寺院で挙行された世紀の戴冠式によって新英国君主としての自身の権威を内外に示したエリザベス2世。2015年には63年間大英帝国の宗主として君臨したヴィクトリア女王の最長在位記録を更新され、英国史上に名を刻むことになった女王陛下ですが、さらに2018年には戴冠65周年「サファイアジュビリー」を迎えられ、イギリス連合王国の君主として達成すること容易ならざる高みに到達されました。父王ジョージ6世の突然の崩御によって25歳の若さにして英国の新女王となられた陛下でしたが、即位から戴冠式までは16カ月の長き道程でした。即位とともに戴冠式の実行委員会が設立され、全英国民が一丸となって式の成功を祈念しました。そして翌1953年の新緑の季節に迎えた待望の戴冠式は、少なくともチャールズ2世の王政復古以降に君臨した歴代国王のそれに倣って整備された厳粛なる偉容を誇るもので、さながら現代の王朝絵巻のごとく外観を呈する世紀の儀式でした。一世一代の舞台の主役として式に臨んだ新英国女王エリザベスは若年ながらも堂々たる貫禄を兼ね備えた気品のある人物で、史上初のテレビ放映を通して式に臨んだ英国民からは感嘆の声が上がったほどでした。公務で南アフリカを訪問していた若き日の女王は、自身の21歳の誕生日を迎えた際に歴史に残る名スピーチを披露します。「たとえそれが長くとも短くとも、私が属するこの偉大なる国家のために生涯を捧げます」と明言したその当時のエリザベス2世。戴冠式当日の女王の表情は穏やかではありながらも、自身の運命を受け入れる覚悟を胸に秘めた力強いオーラを感じさせ、21歳の時の国民との神聖な誓いが生涯に渡って果たされるということを主張しているかのようでした。そして女王が到達したこのサファイアコロネーションという尋常ならざる地点である2018年から過去を振り返り見る時、いかに女王が英国の繁栄を希求し、そのために全生涯を捧げて来られたかを改めで実感することができるはずです。数えきれないほどの公務を昨年に薨去された夫のエディンバラ公爵と共に世界的規模で遂行されましたが、歴史上の偉大なる人物でありながらも完全なる自然体として世界に対峙して来られたまさに超然の65年間では無かったでしょうか。
英国王室屈指の秘宝「ジョージ6世のヴィクトリアン・サファイア・スイート」
英国史を見渡す限りにおいて、ヴィクトリア女王の迎えた在位60周年「ダイアモンドジュビリー」を例外として、それ以上の長期在位を成就した国王は一人も見当たりません。それ故にこの度のエリザベス2世の快挙が、65周年ということで「サファイアジュビリー」の呼称を持つことに驚嘆の念を禁じ得なかった方も多かったに違いありません。数えきれないほどの歴史的な宝飾品を所有されているエリザベス2世ですが、それらの中で一際光彩を放つ宝飾品として「ジョージ6世のヴィクトリアン・サファイア・スイート」と呼ばれる装身具のセットが挙げられます。この稀有のセットは、当初ネックレスとイヤリングのみから成り立っていました。特にネックレスは歴史的な宝飾品として知られ、ヴィクトリア朝中期の1850年代に制作されたものであることからそう呼ばれていました。女王は1952年にこのネックレスの長さの調整を依頼しましたが、その際に最も大きなサファイアを取り外され、これは7年後には単独のペンダントとして新たに生まれ変わりました。そして1960年代初頭に女王はこのネックレスとイヤリングのセットに見合う大粒のサファイアとダイアモンドを散りばめたティアラとブレスレットの制作を依頼し、現在見られる完全なサファイアの宝飾品セットが女王の所有となったと言われています。長年にわたって女王お気に入りのジュエリーとして愛用され、女王の気品を際立たせてきたこのセットが、英国王室の権威の象徴として所有者エリザベス2世の名の下に今後も受け継がれて行くことを願わんばかりです。
エリザベス2世の超然の65周年に捧げられるアニバーサリーコインの金字塔
エリザベス2世の超然の戴冠65周年記念に発行された当5ポンド銀貨は、常に英国の繁栄を願い続けた女王の栄光の在位に捧げられる至高の記念品です。コイン裏面中央にはイギリス連合王国3国、つまりイングランド、スコットランド、そしてアイルランドの国章を刻む盾形の紋章が堂々と刻まれています。その左右には王室の限りない繁栄を安らかに象徴するオリーブとオークの若木が掲げられ、さらに上部には「ロイヤルサイファ」と呼ばれる女王のラテン語名のイニシャルから成る紋章が永遠の英国王位を示す王冠と共にそれられています。そしてその周囲には戴冠65周年を意味する「サファイア・アニバーサリー」の文言と戴冠式の年1953年から65周年を迎えた2018年までの西暦が刻まれています。そしてコイン表面には現代ロイヤルミントを代表する天才アーティスト、ジョディー・クラークの生涯を代表する名作「エリザベス2世の第5肖像」が刻まれ、コイン表面からただ事ならぬ威風を放っています。女王の頭上に輝くのは英国王位の永遠の象徴である「ジョージ4世のステート・ダイアモンド・ダイアデム」です。1820年に王位を継承したジョージ4世が翌1821年の戴冠式の際に制作を依頼したことが記録に残っているこの類まれなる宝飾品は、女王が着用される時以外はこれも同時代に制作されたマホガニー製の専用ケースに収められているとのことです。また普段よく見られるサークレット部分以外に中央のドームも存在し、これを装着すると小型の王冠「コロネット」として使用することが可能であるとされています。女王によって守り抜かれた英国王位を象徴するこの宝飾品が、女王の奇跡的な戴冠65周年を祝福しているかのようです。そしてこの65周年を達成された女王が更なる高みに向けて歩み出されるということを、コイン表面で静かに微笑む女王自身の横顔が物語っています。
品番 1896 鑑定番号
4819479036
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会員価格： 150,000 円(税込)
グレード数 PF 70 ULTRA CAMEO タイプ ファーストリリース/ピエフォー 発行限定数 1953 重量 56.56 g 直径 38.61 mm 品位 約92.5％Ag（スターリングシルバー） 表面 エリザベス2世 第5肖像 裏側 王家の紋章とそれを囲うオリーブとオークの枝 エッジの刻銘 SHINE THROUGH THE AGES 発送元 日本国内から発送
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