©wikipedia:フランツ・ヨーゼフ1世の肖像が刻印された、オーストリアのドゥカート金貨。
ドイツが誇るダカット金貨がレコードプライス、『アンティークコイン』の真骨頂の理由とは？
ヨーロッパのオークションを見ていると、ドイツのダカット金貨の高騰ぶりに驚きます。
バブルなのでしょうか？
手出しは無用？
『アンティークコイン』の真骨頂？
経済の景況が左右する理由とは
経済危機に苦しむヨーロッパ各国を尻目に、ドイツ経済が好調ですが、好景気の要因として、輸出の好調と並び、ドイツが行ってきた構造改革をある記事があげていました。
１９９０年の東西統一をきっかけに、ドイツは一時深刻な経済危機に陥ったのは、統一のコストがその大きな要因だとされています。
そこでシュレーダー首相率いる社会民主党政権が、大胆な改革に踏み切り
その成果が今、実を結んでいると言われています。
失業手当などの給付を削り、労働者に働く意欲を持たせ
非正規雇用を拡大し、企業に労働者の雇用コストを下げさせました。
結果として企業の生産性が上がり、ドイツ経済の競争力が強化され、現在のドイツ経済の強みになっていますが、アンティークコイン市場にも反映され、レコードプライスが続出している要因となっているようです。
しかし、この状況が続けばの話ですが・・・
この憶測については景気を見て折に触れ、綴っていきたいと思います。
しかし『都市景観』の美しさには、思わず息をのみますね。
