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中国 1906(丙午) 光緒帝 大清銅幣 2文黄銅貨 江蘇省 NGC AU58 CCC-251

NGC鑑定付き
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中国五千年史の掉尾を飾る清王朝

 

1616年の建国と共に漢民族を制圧し、1644年から辛亥革命で滅亡する1912年まで200年以上にわたって現在の中国とモンゴル高原一帯を統治した満州人による中国史上最後の統一王朝として知られる清。太祖ヌルハチが興した後金国を前身国家として成立した清は、その後、康熙帝、雍正帝、乾隆帝の初期三帝時代に最盛期を迎えます。漢民族を始め、辺境諸国の民族の懐柔によって国内を平定し、少数民族による支配でありながらも長期にわたる国家の運営を成就します。繁栄を極めた王朝初期には後世に記録されるほどの高度な文化事業の大成を実現していました。特に康熙帝の「康煕字典」、雍正帝の「古今図書集成」、そして乾隆帝の「四庫全書」などの編纂は歴史的にも名高く、聡明な帝王による統治の下に東アジアにおける文化芸術レベルは頂点を極めていました。しかし19世紀以降、東アジアの中心に君臨するこの偉大なる王朝は世界史の修羅場に遭遇することになります。かねてから清との貿易拡大を希望していた英国は茶、陶磁器、絹を清から大量に輸入していたものの、清に輸出する商品に欠いており、毎年大幅な貿易赤字を生んでいました。当時、貿易の支払い用に用いられていたのは銀でしたが、銀の国外流出を抑制する必要から、植民地インドで栽培したアヘンを清国内に持ち込み、1840年にはアヘン戦争が勃発します。欧米列強の利権を巡る戦場と化した王朝末期の清でしたが、そこに突如として姿を現したのは5000年にわたる王朝時代の幕引き役として名高く、また数々の権謀術数によって悪名高き第9代皇帝咸豊帝の側室西太后でした。独自の手法による幼帝の後見人としての「垂簾聴政」を行い、同治帝、光緒帝の2代にわたって実権を継続し、危機に瀕していた王朝末期の清と命運を共にした西太后でしたが、自身の権力を保持することを主眼とするその執政上の特徴は、改革を必要とする新しい時代の変化とは相容れないものであったかもしれません。また同時期には、満州族が打ち立てた王朝である清に対する漢民族の不満が噴出し、太平天国の乱を始めとする蜂起の頻発によって清朝による単独支配は著しく弱体化します。そこで旧態依然とした政治・行政面での積弊を露呈していた清朝の体制を刷新し、欧米の近代的思想と技術を導入しようする「洋務運動」を試みたのは、同王朝第11代皇帝光緒帝でした。しかしこれを良しとしない皇母は皇帝を幽閉し、遂には死に追いやります。そして西太后自身もまた、皇帝崩御の約20時間後に幼い宣統帝溥儀を後継者に指名し、ひっそりとこの世を去ります。溥儀の皇帝即位の3年後の1911年には辛亥革命によって中華民国が成立し、ここに有史以来続いた中国における王朝史は静かに幕を閉じるに至ります。

 

清王朝末期、光緒年間に誕生し、近代的貨幣流通システムの実現に寄与した大清銅幣

 

今回ご紹介させていただく清王朝末期発行の大清銅幣・二文黄銅貨は、同王朝時代に制作されていた一連の機械打ち銅貨の一種です。当貨幣が清王朝の通貨として初めて発行されたのは光緒年間の1906年のことで、その後、辛亥革命によって同王朝が崩壊する1911年まで継続的に制作されていました。このタイプのコインはそれまで流通していた旧式の貨幣や地方のみで流通していた通貨に代わって導入されたものですが、それらの貨幣も新貨幣と併せてその後も使用され続けていました。これらに加えて2種の銅元も同時期に使用されていましたが。そのうちの一つは「光緒元寶」の銘が刻印されたもので、この銘による銀貨の存在も確認されています。光緒元寶は主に地方での流通用に考案された貨幣であり、重量も不均一であったことから流通貨として不適格であると見なされていたため、大清銅幣の発行に繋がったと言われています。この革新的な発行が、国内における近代的な意味での統一通貨システムの確立に寄与するものであったことが窺えます。表面には古来中国において最高権力者としての皇帝を象徴する5本爪の竜が画面一杯に広がるように描かれています。史上最後の王朝を代表する当貨幣に竜が描かれることにより、中国文明全体を象徴する生物でもある竜の存在感が改めてクローズアップされているように思えます。裏面中央には当貨幣の正式名「大清銅幣」が楷書体で折り目正しく刻まれています。裏面上部には発行年1906年の西暦を示す語が中国語と満州語の二か国語表記によって記されています。そして下部には公式通貨としての額面単位「二文」の数字が見られます。さらに中央には当貨幣の発行元造幣局の所在地江蘇省を示す「蘇」の一字が象徴的に刻まれています。19世紀後半の清末の動乱期に突如として誕生した当貨幣は、中国における王朝文化の継承をコイン上にて恒久化するマニア垂涎の歴史的貨幣の代表格であると言えます。歴史上の光緒帝と西太后が生きた時代の空気を今に伝える中国貨幣の名作を愛でる喜びをご堪能ください。

品番 1834
鑑定番号 6275713001
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グレード数 AU 58
重量 約1.49 g
直径 約17 mm
表面 銘文
裏側
発送元 日本国内から発送。

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