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【号外・ロイヤルミント新作】プラチナジュビリーコインがリリース!

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本日はロイヤルミントの新作コインについてご案内申し上げます。

イギリス史上最長の在位期間を誇る、エリザベス女王の即位70周年(プラチナジュビリー)を記念してリリースされる当コイン。

非常に珍しいデザインが採用されるなど、既に世界中で話題に上っております。

弊社コインパレスでは、ただ今よりオンラインショップ・メール・LINE・電話にて先着順でご注文を承ります。

即位70周年を迎える女王エリザベス2世

アンティークコイン

画像引用:https://www.royalmint.com/our-coins/events/the-queens-platinum-jubilee/

2022年2月6日、イギリス連邦の女王エリザベス2世は即位70周年を迎えます。 70年前のこの日、父王ジョージ6世の名代として夫フィリップ王子と共にケニアを公式訪問中のエリザベス王女のもとにその訃報は届きます。

同日未明、王室所有のサンドリンガム・ハウスにて就寝中の国王が崩御したその瞬間に、「1701年王位継承法」に基づいてエリザベス王女が王位を継承し、新たな英国の君主となります。

ジョージ6世崩御の知らせはラジオ放送を通じて王室秘書官マーティン・チャータリスからまずフィリップ王子に伝えられ、王子が王女を庭に連れ出して伝えました。

そして秘書官が王女に即位する王名を尋ねますが、王女は「もちろんエリザベスです。」と毅然として答えたと言われています。

ここに新女王が誕生し、英国はヴィクトリア期以来初めて女王の時代を迎えることになります。

「女王の時代に英国は繁栄する」と言われて久しい英国ですが、奇しくも新女王の名は、その昔海洋国家としての英国の覇権を確立し、 「英国ここに在り」と言わんがばかりの圧倒的権威を世界に誇示した稀代の君主エリザベス1世と同じで、期待と共に必然を感じさせる説得力がありました。

海を渡った時は一王女に過ぎなかったエリザベスですが、期待を胸に秘めた英国民が待ち受ける英国の表玄関ヒースロー空港に降り立った時には名実ともにかつての大英帝国の仮の姿である英連邦の宗主となっていました。

こうして父王の突然の死を悲しむ暇もなく即位と共に幕を開けたエリザベス2世の治世でした。

近年のエリザベス女王とイギリス

アンティークコイン

画像引用:https://www.royalmint.com/our-coins/events/the-queens-platinum-jubilee/

即位以来、海外訪問を始めとする夥しい数の公務によって英国国家の威信を世界に広め、現役の偉大なる帝王としてその名を歴史に刻むエリザベス2世。

そしてこれまでの女王の偉業の総決算として本年、プラチナジュビリー記念の数々のイベントの開催が予定されています。

2015年には既に高祖母ヴィクトリア女王の在位記録を凌駕し、歴代国王の在位最長記録を更新していたエリザベス2世ですが、96歳の高齢にして即位70周年を迎える2022年は女王の人生の節目としての重要な意味を持ちます。

昨年4月にはエディンバラ公爵の薨去によって悲しみに打ちひしがれた英国でしたが、その中心には夫の死を乗り越えてなお大輪の薔薇のごとく気高き英国女王エリザベスの姿が見られました。

未だコロナ渦から抜け出せず回復の兆しが見えない世界ですが、歴史上の人物エリザベス2世のこのまたとないプラチナジュビリーを体験することが出来るとは何と光栄なことでしょうか。

即位70周年を記念した数々のイベント

アンティークコイン

画像引用:https://www.royalmint.com/our-coins/events/the-queens-platinum-jubilee/

2月6日に在位70周年を迎え、史上最長の在位年数を讃える祝賀行事としての「プラチナジュビリー」が1年を通して開催されます。

5月にはウィンザー城にて馬術関連のイベントが予定されていますが、これはプラチナジュビリー最大の公式行事と位置づけられています。

「A Gallop Through History=歴史を通して見る馬の歩み」と題するこのイベントは、エリザベス1世から現在のエリザベス2世の時代までの歴史的出来事を、500頭の馬と1000人以上のパフォーマーの出演によって描く壮大なる企画です。

5月12日から15日までの4日間にわたりウィンザー城の敷地内にて王室メンバー隣席の下、約4,000人の招待客を前に披露されるとのことです。

古来英国の象徴として愛され続けている馬が、時を隔てて君臨した2人の偉大なる女王の治世の架け橋となるという凝った趣向です。

さらに6月2日木曜日から5日日曜日までの4日間はプラチナジュビリーの祝賀ウィークエンドに指定されていますが、公式パレード、感謝礼拝やライブコンサート等の開催が予定されており、女王自身の臨席を期待する声が高まっています。

常に英国王室と共に歴史を歩んできたロイヤルミントにとっても2022年は重要な一年となります。

現時点においてまだ完全な情報は発表されていませんが、女王の即位と共に幕を開けた英国モダンコイン史のクライマックスと位置付けられるこの度のプラチナジュビリーを祝して、 綿密に計画された記念コインのラインアップのリリースが世界を圧倒する日が近づきつつあることは確かです。

新作コインについて

アンティークコイン

画像引用:https://www.royalmint.com/our-coins/events/the-queens-platinum-jubilee/

コインデザインの詳細の一部が明らかにされていますのでご紹介させて頂きます。

プラチナジュビリー記念コインの表面には若き日のエリザベス2世の乗馬姿が描かれる予定ですが、この意匠は激動の70年間の歳月の重みを感じさせるものです。

このデザインには1953年発行の戴冠式記念貨の表面に描かれていた馬上の女王のポートレートとの類似性が認められますが、 現代ロイヤルミントを代表するデザイナー、ジョン・バーグダールによって再構築され、情感豊かな作品として蘇ります。

さてエリザベス2世の至高のプラチナジュビリーですが、開幕まで残すところ約1カ月となりました。

依然としてコロナ禍のパンデミックによって先行きが不透明な世の中ではありますが、女王の70年間にわたる栄光の在位を記念するこれらのイベントの開催やコインのリリースを機に、 今を生きる喜びを人類が見いだし、長寿のみがもたらす真の感動で世界が満たされることを心から願わずにはいられません。

ご予約

弊社コインパレスではイギリス王室史の伝説となるこれらのコインを、50ペンスコイン、5ポンドコイン、大型コインのラインナップでご用意しております。

ただ今より先着順にてオンラインショップ・メール・LINE・電話にて承ります。

数に限りがございますので、どうぞお早めにお求め下さいませ。

50ペンスコイン

イギリスで流通している通常の50ペンスコインと同じく、7角形に仕上げられたコイン。

表面には、今回のプラチナジュビリーを記念して特別にデザインされたエリザベス女王の肖像画、裏面には在位70周年を表す「70」の文字が見られます。

5ポンドコイン

表面に見られるのは、50ペンスコインと同じく今回のプラチナジュビリー用に考案されたエリザべス女王の肖像画です。

2002年リリースの在位50周年記念クラウン貨に描かれていた「馬上のエリザベス」からヒントを得て新たにデザインされました。

裏面にはウィリアム4世時代のクラウン金貨を彷彿させる、ロイヤルマントルに囲まれたイギリスの国章が彫られています。

大型コイン

今回リリースされたプラチナジュビリーコインの中でも特に発行枚数が限られており、希少性の高いラインナップです。

表面にはロイヤルジュビリーを記念した「馬上のエリザベス」。

裏面には、ロココ様式の装飾に囲まれたロイヤルサイファー(エリザベス女王の王名を簡略化した紋章)が描かれています。