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コインパレスのコインコンシェルジュブログ

2021.06.03スタッフブログ

英国王室生誕祭 第四章 エリザベス2世・ジョージ3世・ジョージ5世

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ご挨拶

皆さまこんにちは、イギリスコイン専門店コインパレスの室田でございます。

 

今年は例年よりずっと早い梅雨入りを迎えました。

雲の間から時折降り注ぐ陽光に来たる深緑の夏を連想しつつ、移ろいゆく美しき日本の四季全体に思いを馳せるこの頃でございます。

 

英国コインを専門に取り扱うコインパレスでは、歴代英国君主の誕生日と時期を同じくして、それらの君主の治世を代表するコインに焦点を当て「生誕祭」のタイトルのもとにイベントを開催させて頂いております。

ちなみに5月にはヴィクトリア女王、ジョージ1世、そしてチャールズ2世の生誕祭を開催させて頂き、かつてない反響とともに無事閉幕となりました。

生誕祭では毎回、紅茶を始めとする英国ゆかりのギフトをご用意させて頂いておりますが、英国文化をこよなく愛するコイン・コレクターの方々からご好評を頂いております。

 

当月はジョージ3世、ジョージ5世、そして現英国君主エリザベス2世の公式誕生日(女王陛下の実際の誕生日は4月21日ですが、戴冠式の挙行が6月であったため、君主としての誕生日は6月ということになっています)を祝しての生誕祭を開催させて頂きます。

 

 

生誕祭を飾る歴代の王

ここで各国王について簡単にご説明させて頂きます。

 

ジョージ3世の59年間にわたる治世は、英国の威信を賭けた次なる飛躍に向けての過渡期として永遠に記憶されています。

1760年代の英国に興った産業革命の恩恵は計り知れず、フランスをはじめとする他国の実績を凌駕する英国のこの分野における独走は、王の治世最大の功績として世界史に深く刻まれています。

対外的にはアメリカ独立戦争、フランス革命、そして未曾有の戦乱を招いたナポレオン戦争など、王の時代は世界史の修羅場に遭遇します。

しかし強い愛国心を抱くジョージ3世の親政は英国に良き感化を及ぼし、政治と経済の両面において国内に空前の安定をもたらします。

「この国に生まれ教育を受けた私は、英国の名を誇りとする」と即位後初の議会演説で述べたジョージ3世ほど真に英国を理解し愛した国王はかつていなかったことでしょう。

そして崩御後200年を経た2020年、英国ロイヤルミントは王の生前の功績を称えて特別コインを発行しました。それはいかに現在の英国が王の国家に対する過去の献身を評価しているかを示す証拠であり、究極のオマージュとして捧げられるものです。

 

ヴィクトリア女王、エドワード7世の後を受けて国王となったジョージ5世の治世は、史上最大の規模を誇った大英帝国の黄昏の時期に差し掛かります。

厳格なヴィクトリア時代の反動から一転して、優雅な「ベル・エポック」の時を謳歌するエドワード朝時代。

そしてその花のような時間の果てに英国が遭遇するのは「第1次世界大戦」「ロシア革命」「世界大恐慌」で、暗黒の時代の到来です。

その中心人物となったのが、他でもないジョージ5世でした。

しかし強靭な性格を持ち合わせた王妃メアリーの内助の功に支えられたジョージ5世は、英国の対外的優位確立のために奔走します。

あらゆる困難をはねのけてジョージ5世の治世が実現したのは英国の威信の回復と、政治と経済の両面での安定でした。

あらゆる困難を超越し、次世代のための英国を望んだ稀代の帝王ジョージ5世。その偉大なる功績は、王の治世下に発行された数々の美しい記念コインに刻まれています。

 

「女王の時代に英国は栄える」と言われて久しい英国ですが、
ヴィクトリア女王の長期在位を凌駕する70年近くにわたるエリザベス2世の治世は、激動の20世紀から21世紀にかけての一大年代記と呼べるものです。

叔父エドワード8世の突然の退位によって王位継承順位が繰り上げになったエリザベス王女は、次第に未来の女王となることを嘱望されるようになります。

そんな若き王女を心身ともに支えたのがフィリップ王子で、常に王女の公務の傍らにいました。

1952年の即位に続く翌年の戴冠式は、全世界に広がる連合王国の宗主国としての英国の権威を際立たせた格式の高い内容でした。

その日から60年以上の間、女王は数々の問題を乗り越えて来られました。1997年にはダイアナ元皇太子妃の突然の訃報。2020年には孫ヘンリー王子の王室離脱問題。

そして2021年4月には最愛の夫、フィリップ殿下の薨去と続きます。

あらゆる困難を超越し、今なお真剣に公務に取り組まれる老齢の女王の姿は、
全世界に深い感動を与えています。そして崇高なる女王の姿を刻むモダンコインの数々は、半世紀以上に渡り女王の世界的な活躍を見守った英国の誇りでもあります。

 

 

ギフト「あら、りんご。」

画像引用:「あら、りんご。」https://alaringo.com/shop/

6月の生誕祭の開催期間(6月3日~12日)にご来店頂き、10万円以上の商品をお買い上げ頂いたお客様にはコインパレス・オリジナル・ギフトのご用意がございます。

今回のプレゼントはイギリスでも大変人気のある果物、リンゴにスポットを当てます。

甘い香りと瑞々しい食感で日本でも人気のリンゴを使用したスイーツ(ドーナツ2個、バターサンド1個、ジャム1瓶)の詰め合わせは、リンゴを使用したスイーツの草分けともいえる神戸随一のパティスリー「あら、りんご。=a la ringo」によるコインパレスのための特別仕様商品です。

 

イギリスは言わずと知れたリンゴ大国ですが、コインパレスが今回リンゴにこだわった理由はここに隠されています。史上最もリンゴ栽培に熱心だったのはアングロサクソン民族だと言われています。

21世紀の現在でもイギリス国内でのリンゴ消費量は非常に高く、国内のスーパーや市場で見かける品種の数も大変多く広く親しまれています。

寒冷なイングランドの気候が栽培に適しているためか、古来イギリス人の生活には欠かせない果物です。
さらにヴィクトリア時代末期から20世紀初頭にかけて、現在も販売されているリンゴを生み出す品種改良がさかんに行われました。

イギリスのリンゴ、特に家庭栽培されているものは酸味と渋みが強く、そのまま消費することが出来ないためデザートに使用されるケースが殆どです。

加熱によって糖分を増すリンゴの味を引き立てるスイーツとして、まずアップルパイが挙げられます。
しかしパイよりも調理が簡単で、リンゴ本来の味を引き立たせることの出来る英国ならではのスイーツとしてはアップル・クランブルに軍配が上がります。

これは戦時中、まだ配給制の時代にバターや小麦粉が多量に手に入らなかった時代の名残で、
煮詰めたリンゴとカスタードクリームを敷き詰め表面に薄力粉をかけてオーブンで焼き上げたシンプルながらも国民的なお菓子として知られています。

 

英国王室のキャサリン妃はエリザベス女王の誕生日に自家製のリンゴを用いたジャムを特別の瓶に詰めて贈ったことがあると言われています。

ごく普段の英国社会の中に浸透しているごく平凡なリンゴの存在。ロンドンのスーパーを探索してみますと常時5、6種類のリンゴが並んでいます。酸味か強く香り高い青リンゴ、グラニー・スミスや甘味と酸味のパランスが絶妙なピンク・レディーなど、イギリスならではの風味豊かなリンゴが豊富に揃っており、毎回スーパーに行くのが待ち遠しくなるほどです。

 

 

これらのイギリスにおけるリンゴにまつわるエピソードを踏まえて、コインパレスはこの度の生誕祭を英国を象徴する果実、リンゴで彩ってみようと考えました。

リンゴを用いたスイーツに特化するパティスリー「あら、りんご」は、神戸グルメのトレンドとしてスイーツ業界のみならず、広くグルメの世界での地位を確立しています。

特製ギフトボックスに収められた4点は、どれも芳しいリンゴの香りを封じ込めた理想的なスイーツです。

特製アップルジャムは、ヴィクトリア時代に隆盛を極めたアフタヌーン・ティーの伝統を受け継ぐ究極の選択です。

ギフトボックスには2種類のドーナツも入っていますが、リンゴ・フレーバーのものは大変珍しいのではないでしょうか。
最後のバターサンドはあら、りんごのオリジナルですが、口いっぱいに広がる甘酸っぱいリンゴの香りと香ばしい生地の食感は、青森産にこだわる同店の自信作です。

また神戸市中央区に所在する本店では前述のアップル・クランブルや「Roses in June=6月は薔薇の季節」という英国の名言にふさわしい「薔薇りんご」という名の可憐なタルトも販売されています。このようなご時世ではありますが、ショールームにお越しになられる際には是非、実店舗にもお立ち寄りください。