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コインパレスのコインコンシェルジュブログ

2019.08.05アンティークコイン

【Vol.38グローバルマクロニュース】金価格を支える2つの力

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金価格を支える2つの力

金価格の上昇が止まりません。米ドル建てでの金価格は5月には1270ドル(1トロイオンス)だったものの、6月には1450ドルにまで上昇しました。金価格上昇の背景には何があるのでしょうか?

価格の上昇には主に2つの力が働いています。

1つ目は世界的に弱い経済、2つ目は世界的な金利低下傾向です。

第一の力が世界経済の悪化です。米中貿易戦争などにより世界経済は確実に悪化しています。

米国の主要な経済指標である6月に発表された5月分の雇用統計は市場想定を大幅に下回るものでした。

それ以外の経済指標も軒並み悪化しています。欧州の景気後退は深刻で、ECBの理事が必要ならば追加緩和を行う用意があると述べるほどです。

このようにグローバルに景気が悪化するときには、資産防衛として実物資産・安全資産である金が買われます。

2009年9月15日に突如起きた超巨大銀行リーマンブラザーズの破綻の際には金やアンティークコインといった実物資産はじわじわと買われ、その後2年、3年と価格を切り上げていきました。

中国の景気後退もささやかれており、このような世界的な景気後退懸念が金価格を支えています。

2つ目の力は世界的な金利低下傾向です。金に金利はつきません。実物のままで保有しますが、永遠に金利0円のままです。

ですが金にリスクははなくインフレヘッジとして機能する点が金の魅力です。

ある意味無リスクに近い安全資産である点から国債の金利が金価格の方向性を測る上での目安とされています。つまり、金利が高ければ無金利の金の魅力は相対的に低くなり、金利が低くなれば金の魅力は相対的に高くなります。

7月にも米国の中央銀行であるFRBの利下げがささやかれています。

そして米国の10年金利は2018年初には3%を超えていたものの、現在では2%前後で推移しています。

こうした金利低下も金の相対的魅力を高め、金価格を支える力になっているのです。

こうした2つの力があわさり金価格は高値を取っています。

投資家のDNAには景気後退では金を買うという方程式が埋め込まれています。

米国が住宅バブルに沸く2007年の金価格は600ドルでしたが、その後リーマンショックを経て、2010年には1921ドルにまで上昇しました。

現在市場で囁かれる景気後退局面においても金価格は安定した推移を見せると思われます。

アンティークコインも金と同じ安全資産の性質を持っています。

リスク性資産から資金を引き揚げ、安全資産への資金逃避が始まっています。実物資産の時代はまだ始まったばかりです。