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コインパレスのコインコンシェルジュブログ

2019.03.04アンティークコイン , グローバルマクロ ニュース

【グローバルマクロニュースVol.30】BREXIT投票から3年。合意なき離脱で企業がBREXIT

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BREXIT投票から3年。合意なき離脱で企業がBREXIT

英国のEU離脱を問うブレグジット投票から3年近くが経ちました。ブレグジットとはイギリスのEU離脱の是非を問うために行われた国民投票にちなんで生まれた言葉です。

英国を意味するBritainと退出を意味するExitを組み合わせた造語です。ブレグジットの発端はEUへの加盟が英経済の足を引っ張っているという思想に端を発します。

それは移民労働者の受け入れにより英国民の色が奪われているといったものや、南欧諸国への支援に英国の経済リソースが奪われているといった保守色の強い考えが元となりました。

結局、国民投票では離脱支持が過半数を超え、イギリスのEU離脱「Brexit」が決まりました。

1975年度と2016年度の国民投票の比較

合意なき離脱

そして今、話題になっているのが「合意なき離脱」です。合意なき離脱になると何が起こるのでしょうか?特に影響が大きいのがイギリスとEUとの間の関税の復活です。

例えば自動車には10%の関税がかけられることになります。そして、関税がかかる以上は関税の手続きが必要となり、手間がかかります。結果として物流が停滞する可能性が指摘されています。

企業がイギリスから撤退するブレグジットによりイギリス経済にはマイナスの影響が出ることは避けられません。

最近では今年2月に入りホンダが英国工場を閉鎖することを発表しました。ホンダも英国メイ首相もブレグジットが理由ではないと述べていますが実際は物流の停滞や関税を避けるための英国撤退であると言われています。

欧州連合からのイギリス脱退"BREXIT"

こうした合意なき離脱による企業のBREXITにより、英国経済は痛めつけられることになりそうです。本来は移民による雇用喪失に反感を抱いた国民感情が引き金となり起こったブレグジットですが、実際に痛い目を見るのは国民だったようです。

ホンダ撤退のニュースでは工場に入る従業員へのインタビューが放送されていました。同社工場での仕事がフルタイムの仕事であり、これがなければ家族を養えないといった種類のものでした。

こうした各国民への打撃が積み重なり英国経済は弱含む可能性があります。有名な金融街シティでも英国からの撤退が相次いでいるといいます。

国境問題も深刻化

また、アイルランドとの国境問題も深刻化します。英国が合意なき離脱を行った場合、英国経由でほとんどの物資が輸入されるアイルランドでは物流の停滞により食糧などの物資が大幅に不足すると言われています。

また、北アイルランドとアイルランド間の行き来が自由だったものが、両地域の間に経済的な境界線がひかれ、関税障壁が発生します。

こうした様々な問題を孕みつつも英国はEU離脱へと進んでいます。既にユーロ経済では経済指標が悪化しており、今後はBREXITの影響によりさらに悪化が深刻化しするでしょう。

世界経済の停滞が深刻化する中、新たな下押し要因から目が離せません。