Interview
私たちが選んだコインパレスでの道
STORY 05
神戸市外国語大学イスパニア学科卒業。趣味はバックパックで世界旅行。これまで30か国を訪問。コインパレス入社後はECビジネス事業部にてマーケティングを担当した後、2022年より購買(バイヤー)・海外業務を担当。
「人生でできるだけ多くのことを経験したい」という思いから、外国語を通して世界を学べる神戸の大学へ進学しました。
専攻は世界で2番目に母語話者数が多いスペイン語を選択。在学中はスペインへの留学やバックパック旅行を通して、この世界がいかに広いかを知りました。幼いころから実家のミシンで洋裁をしていた影響で、日本にいる間、アルバイトはアパレル販売員をしていました。ただのレジ係だと思って入ったら、学生にも毎日販売ノルマがあり、はじめは大変苦労しました。しかし工夫する程商品が売れるのが面白くて、卒業後はアパレル資材関係の商社に就職。しかし、2020年の就職当時はコロナで情勢が混乱しており、希望していた海外営業部どころか国内ですら見通しが立たない状況でした。周りに内定取り消しに遭う友人もいた中、有難いことに法務部に配属されたもののコロナ禍での新生活は思うようにいかず、4か月ほどで退職。その後、「時代はWebだ!」と自宅でフリーランスとしてSEO記事を書いていた所、翌年にコインパレスのECビジネス事業部の求人を見つけ応募し、入社に至りました。
入社から1年半ほどの間、ECビジネス事業部で会員様向けのメルマガやSNSの配信業務を中心に、商品登録業務やECサイトの運営などを担当しました。
入社2年目には海外事業部に配属。海外の造幣局やディーラーとの価格交渉、販売コインの選定や通関業務に加え、海外でコインを売却されたい方向けに現地オークションへの出品代行も行っています。
コインパレスの商品は95%以上が海外からの輸入品、もしくは海外で生産されて日本で流通しているものですので、社内で取り扱う商品の多くに直接関わる機会があります。
そのため、お客様から海外事業部にしか分からないようなことを聞かれた際は、電話やショールーム等で直接お答えさせていただくこともあります。また、海外のお客様がご来店される際は、ショールームで外国語で接客をします。
社内の立ち位置としては、海外や外国語が関連する社内の全ての業務をワンストップで担う、何でも屋さんといったところでしょうか。
コロナ禍にフリーランスとしてSEO記事の案件を探していたところ、偶然コインパレスECビジネス事業部の求人を見つけました。
そもそも時期柄企業の求人自体が殆ど無い中、「業績拡大につき人員募集!」のキャッチコピーで打ち出していたコインパレスの求人は、リクルートサイトで異彩を放っていました。
調べてみると、ECサイトでイギリスのアンティークコインを販売している会社とのこと。
海外では一般的である一方日本ではまだまだ知名度が低かったコイン収集ですが、コロナ禍での金融危機をきっかけに、金、銀で資産防衛を目指す層を中心に日本でも爆発的なブームが起こっているとのことでした。
語学力やライターの経験が活かせる上、今後益々の拡大が見込める業界で、しかもコロナ禍に有利なEC販売!
SEO記事には検索エンジンを経由して様々な企業のサイトへ新規顧客を誘導する働きがあるのですが、当時ライターとして働いていた自分には、漠然と「企業の内部を知った上でより効果的なマーケティングができるようになりたい」という思いがありました。
これ以上自分に合った企業は無いと応募し、気付けば今に至ります。
ECビジネス事業部でのメルマガ・SNS配信業務は、たった1回で1日に数百万円~数千万円の売り上げを記録することもあり、人生で経験できて良かったことTop5に入るほど奥が深いです。
また、海外事業部では、人気のコインをより安く、より短い納期で仕入れられた時、そしてそのコインが自分のシミュレーション以上に多くのお客様に購入された時に大きなやりがいを感じます。
扱う金額が大きくプレッシャーを感じることもありますが、取引先やお客様とよい関係を築けるよう、日々試行錯誤しています。
また、業界の特性上、海外の王室や政府機関が身近に感じられることも面白さのひとつです。
特にイギリスの王立造幣局で発行されるコインは国王直々の承認が必要なため、取引先とのミーティング中にエリザベス前女王や、チャールズ3世に近い方から国王達のご様子をお伺いすることもあります。
また、取引先やお客様の中には富裕層、経営者、投資家の方も多く、ニュースには出ないような興味深いお話を直接聞く機会もあります。
通常の企業であれば何十年在籍してもありえないような経験が、コインパレスでは入社1年目から得られることが、面白いと感じます。
何よりも、周りの同僚を理解することを大切にしています。同僚の動きや言葉を日々観察して、皆さんがどんな業務をされているのか、どんな考えを持っているのか、そして結果として会社全体がどのように動いているのかを理解することに努めています。そうすればチームの中での自分の立ち位置がわかり、お客様からの信頼や会社の売り上げを上げるために、自分は今、何をするべきか自然とわかるようになる…と、アパレル販売時代に当時の店長に教えていただきました。アパレルショップでは、スムーズな店舗運営のため、リアルタイムにスタッフがお互いの立ち位置と業務内容を理解している必要があります。これはオフィスワークがメインのコインパレスでも共通していると感じます。特にコインパレスは、他企業と比較しても非常に多様性のある社風です。わずか20名程の社員数でありながら、外国籍の社員、他業界からの中途ベテラン社員、デザイナー、プログラマー、フリーランスなど、多種多様なバックグラウンドを持つ社員が働いています。また、海外事業部は社内の全ての部署と密接に関わっているため、同僚とのコミュニケーションは非常に重要です。自分はまだまだ未熟者ですが、チームの一員としてお互い楽しくスムーズに働けるよう、これからも邁進していきたいです。
私はコイン業界未経験で入社し、現在4年目で分からないことが多いので、まずは会社と業界のことを理解したいです。そのためには、英語、経済、芸術、世界史、プログラミング言語、会計などの知識を増やしたいです。もちろんこれら全てを知らなくても日々の業務はできるのですが、社会人としてのスキルを磨くためにも、積極的に幅広い分野を学んでいきたいです。幸い、コインパレスにはこれらの分野のエキスパートが沢山います。そしてどんな質問をしても、丁寧に教えてくださる方ばかりです。周りの同僚から日々学びながら、いつの日かこの積み重ねが会社の発展に少しでも貢献できるよう努めていきたいです。
最近はアメリカ公認会計士の勉強をしています。コインパレスに入社するまで会計には全く興味が無かったのですが、業務で日々の売り上げやコストを計算する上で必要な情報を調べていたところ、この資格の存在を知り勉強を始めました。コインパレスでは残業が殆ど無いので、毎日、退勤後3時間ほど近くのシェアオフィスに入り浸って講義を受けています。まだ全科目合格への道のりは遠いですが、勉強を通して自分の業務だけでなく、社内の経理の仕組みや取引先国のビジネスロー、さらには社内データ管理システムへの理解が深まったように思います。
もちろん、勉強だけでなく遊びも全力で楽しんでいます。お酒を飲むことが好きなので、よく学生時代の友人と三宮や大阪、たまに海外に飲みに行ったりしています。卒業後、関東圏へ上京した友人も多いのですが、神戸の自宅まで遊びに来てくれた際は全力で宅飲み会をしています。
コインパレスは、創立からわずか6年ほどでイギリス王立造幣局、そしてオーストラリアのパース造幣局と公式契約を結ぶほどまで急成長を遂げました。
また、2022年にスタートした楽天市場のコインショップ「コイン専科 楽天市場店」は、事業開始からわずか2年弱で「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2023」を受賞しています。
これは楽天市場の約5万7千店舗の中で上位0.24%のみが獲得できる賞であり、EC業界では10年かかっても実現が難しいと言われています。
そしてそれを支えているのは、わずか20名程の社員、さらにその殆どが業界未経験者です。
コインパレスの長所は、何といってもこの伸び率の高さ、そして将来性にあると思います。小さな会社ですので、仕入れから販売、お客様への発送まで全てを経験できる利点もあります。
ライフワークバランスの面では、名古屋出身で一度大阪の企業に就職した自分にとっては、海と山に囲まれた神戸で通勤ラッシュのない毎日、30階のオフィスから見る絶景(瀬戸内海の水平線も、大阪の地平線も見えます!)、そして社内では世界の政府機関と英語で交渉し、退勤後の時間を自由に使える日々は非常にバランスがとれていると感じています。
一方、特に大企業で働いた経験のある方にとっては、ITベンチャー色の強いコインパレスは大きな違いを感じることもあるかもしれません。
私も前職が今よりも人数が多い会社で、さらに上司や同僚が弁護士という真逆の環境でしたので、社風に慣れるまでは同僚の皆さんに助けて頂いてばかりでした。
それでも、弊社には他社には無いような魅力と機会が沢山あります。
「人生でできるだけ多くのことを経験したい」、そんな気持ちを持った人にはこれ以上ない環境だと思います。
コインパレスはミッションの実現を本気で目指せるメンバーを募集しています。
あなたも、この魅力的な仕事に挑戦してみませんか。ENTRY