ご挨拶
皆様こんにちは。
アンティークコインのショールーム、コインパレスの瀧でございます。
つい昨日、ロイヤルミントから新作のコインがリリースされました！
あの大人気シリーズ「英国君主コレクション」の第3弾、「ハノーヴァー朝のジョージ1世」でございます。
弊社コインパレスでは、ただ今よりご予約をスタート致します。
豊富なラインナップの未鑑定コインに加え、数量限定で70鑑定ファーストリリース・70鑑定ファースト100ストラックのご用意もございます。
未鑑定コインについてはNGC社の鑑定も承りますので、どうぞお気軽にお申し付けくださいませ。
英国君主コレクションとは？
「英国君主コレクション」とは、2022年1月にロイヤルミントから第1弾がリリースされた新作コイン・シリーズです。
テューダー朝のヘンリー7世を始めとし、ハノーヴァー朝のヴィクトリア女王、ウィンザー朝のエリザベス女王など、イギリスの歴代国王、総勢21名の各代表的コインが今後５年間に渡って現代の技術により蘇ります。
このコレクションの制作にあたり、ロイヤルミントは各国王治世下で実際に製造されたコインをデジタルスキャンし、表面の細かい凹凸までを解析。
シリーズを通して「その時代に各コインを製造した職人が、当時の技術で表現できたであろう最高の状態」を再現しています。
まさに過去と現代の融合ともいえるこのコレクションは、全てのアンティークコインファン・モダンコインファンにとって歴史に残る伝説の逸品となることでしょう。
シリーズ第3弾、ハノーヴァー朝のジョージ1世とは？
時は1660年のドイツ、ハノーファー選帝侯女ゾフィーの元に誕生したジョージ1世は、1701年のイングランド王位継承法の適用により英国王座に推戴されることになります。
その後、ハノーヴァー朝最初の国王として54歳の高齢で即位したジョージ1世は、英語を理解せず、首相ロバート・ウォルポールに政治を任せ、一生涯のうち5分の１を故郷のドイツで過ごしたと言われています。
実際、1714年の即位以来、故郷のハノーヴァーへは1716年、1719年、1720年、1723年、1725年と数年ごとに帰国していました。
当時、イギリス議会の王室に対する優位性はほぼ確立していましたが、ジョージ1世が議会から距離を置くことによって英国ならでは立憲君主制を強固なものにし、王室の尊厳を飛躍的に向上させるという偉業を成し遂げました。
そして、「国王は君臨すれども統治せず」というイギリス独自の進歩的な政治体制は未来にわたって盤石化されました。
現代に蘇ったジョン・クローカー作のポートレート
54歳で即位し67歳で急逝するまで、わずか13年しか王座に就かなかったジョージ1世。
そのためコインの発行数も少なく、5ギニー金貨の高グレードであれば2000万円前後で取引されることも珍しくありません。
今回の英国君主コレクション第3弾でコイン裏面のデザインとして採用されているのは、そんなジョージ1世を描いた貴重なポートレートです。
あの天才科学者、アイザック・ニュートンがロイヤルミントの長官を務めていた時代にリリースされたこの肖像は、彫刻師であり宝石商であったジョン・クローカーによって制作されました。
ロイヤルミントのチーフ・エングレーバーでもあったジョン・クローカーは、ジョージ1世の他に、ウィリアム3世やアン女王などのコインやメダルを手がけたとされています。
今回の英国君主コレクション新作コインでは、彼がデザインしたオリジナル・ポートレートを、18世紀当時の趣そのままにご堪能いただけます。
弊社コインパレスでは、ただ今よりご予約をスタート致します。
豊富なラインナップの未鑑定コインに加え、数量限定で70鑑定ファーストリリース・70鑑定ファースト100ストラックのご用意もございます。
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